第6日午前(2002/8/7)  天壇公園



北京

700年に及ぶ元、明、清3王朝の都を引き継いだ中華人民共和国の首都。市内には多数の歴史遺産があり、世界遺産を5つも有する。
西安から北京へは朝の便で移動する。定刻8:40発の中国西北航空だ。桂林から西安へ遅れた飛行機だけに気になっていたら、案の定30分遅れの表示。結局表示どおり30分遅れで出発。機種はA300-600Rだった。
西安から北京へは約1時間半。ぼ〜っとしているうちに到着した。万里の長城などは、機内から見えるかなと期待したが残念だった。
北京へ行った人から、「夏の北京はすごい灼熱地獄だよ。」って聞いていたし、上海のガイドさんが「サウナ状態を覚悟していおいてね」と言われていたが、前日に大雨が降り、いっきに気温が下がり真っ青な空と爽やかな空気が迎えてくれた。
中国西北航空で北京入り
天壇公園

壇とは皇帝の祈祷場所をいい、天壇公園は北京市内にある壇(現在は公園)のなかでも最大規模。明・清2代の皇帝が天を祭り、五穀豊穣を祈ったとされる。祈年殿、皇乾殿、皇穹宇、圜丘、斉宮からなる。
祈年殿は瑠璃瓦が葺かれた3層の屋根が美しい。また祈年殿は梁、釘を1本も使わない木造建築で、皇帝はここで五穀豊穣を祈った。
内部中央には竜井柱と呼ばれる4本の太い柱が、2層目の天井までまっすぐに延びている。この柱は四季を、周りの12本の金柱は12ヶ月を、外側の12本の柱は12の時刻を表している。創建は1420年だが、清代に落雷を受け焼失。1860年に改修された。世界文化遺産だ。
祈年殿 祈年殿内部の見事な竜井柱 天壇公園から見た北京市街
天壇公園の駐車場付近には
土産物屋が軒を連ねている
北京ではトロリーバスが
元気に走っていた
左が昼食、右が夕食。並べてみるとよく似た料理だ
どれが美味しかったって? そりゃ、モヤシとチンゲンサイがいちばん美味い(笑)
宿泊した「北京東方希爾頓飯店」
(ヒルトン北京)
飛行機の出発が30分遅れたため、昼食は少し遅くなった。北京料理は、辛くはないが味がかなり濃い。薄味に慣れている関西人にはちょいと濃すぎるかも。。
午後から待望の故宮博物院の見学だ♪


(6日目午後 北京・天安門、故宮へ)
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