第2日・後編(12/24) アユタヤ遺跡めぐり
ワット・ヤイ・チャイ・モンコン バンコクを北へチャオプラヤー川を遡ること80km、川の中州にアユタヤの町がある。ここは1350年から417年間栄えたタイの古都だ。1767年、ビルマ軍の侵略により破壊されてしまった。そんな歴史をもつ遺跡を訪ねた。 ワット・ヤイ・チャイ・モンコンは、1357年にセイロンン(現スリランカ)に留学して帰国した僧侶のために、初代ウートン王が建てたと伝えられる。 |
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修復された仏像が並ぶ | 衣を身につけている涅槃仏 | |
仏塔から見た参道 | スリランカ風の中央部が釣鐘型をした美しい仏塔だ | |
ワット・プラ・マハタート 高さ44mの仏塔があったといわれているが、すべてが徹底的に破壊されている。頭部が切り取られた仏像がずらっと並ぶ境内、切り取られ木の根に取り込まれてしまった仏頭、そして崩れたレンガ積みの苔むした仏塔がとても悲しく神秘的。 バンコクの煌びやかな寺院を見たあと、この風景。。。観光客もほとんどいなくて、正反対な印象だった。鳥肌が立ったよ。泣きそうになるくらい。 |
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木の根に取り込まれた仏頭 | 仏像の頭部が切り取られている | |
ワット・プラ・シー・サンペット 1491年にアユタヤ八世王が、それまで王宮があった場所に建てた王室の守護寺院。1500年には高さ16mの黄金の仏像が建造されたが、やはりビルマ軍に仏像も建造物も破壊されてしまった。現在は3基の仏塔が残るのみだ。 夜間はライトアップされ、幻想的な姿を見ることができる。(夜は入場できないので外から観賞する) |
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サンセットが美しかった | ライトアップされた幻想的な姿を観賞する | |
宿泊したアユタヤ・グランド | 夕食はボリューム満点 | 夜に果物屋さんを覗いてみた |
雑記帳 午後は、バンコクから高速道路で約2時間のアユタヤへ。日帰りも可能だが、ライトアップを見たかったし、その後帰ると夜中になることから、アユタヤで1泊する。417年もの間に5つの王朝、35人の王が華麗なる歴史を築いた世界文化遺産は、感動というよりむしろ悲しく神秘的であった。 宿泊したホテルは☆3クラスだけど、食事がすごく美味しかった。また、すぐ近くには屋台やコンビニなどもあって便利だった。 |
(3日目・アユタヤ&バンコクへ) |