タイ・カンボジア旅行





第2日・前編(12/24) バンコクの寺院巡り



チャオプラヤー川

バンコクの中心を流れるタイ最大の川。川の水は茶色くて、間違っても泳ぐ気にはなれない。川面には布袋葵のような植物が浮いていた。その中を渡し船や大型貨物船などが、大きなエンジン音を立ててひっきりなしに行き交う。よく事故が起こらないものだと思うくらい。船は地元タイの人たちや旅行者などでいっぱい。そんなすごく生活感が漂う川だ。
船乗り場 チャオプラヤー川
正面の建物の奥が船乗り場 朝のチャオプラヤー川
ワット・アルン

三島由紀夫の小説『暁の寺』で有名な寺院で、チャオプラヤー川の対岸にある。境内には5基の仏塔がそびえ立っている。チャオプラヤー川に面して建つ仏塔は、ヒンドゥー教の破壊の神シヴァが住む聖地カイラーサ山を形どっているといわれている。さらに中央部には、高さ75mもの仏塔がそびえている。この仏塔は途中まで登ることができて眺めがいい。これらの塔には陶片が埋め込まれ、キラキラと輝いて眩しかった。
ワット・アルン ワット・アルン
川の対岸に見えるワット・アルン 陶片が埋められている
ワット・アルン ワット・アルン ワット・アルン
5基の仏塔がそびえ立つ境内
ワット・プラケオ ワット・プラケオ ワット・プラケオ

1782年、ラーマ一世がバンコク遷都を行ったときに王朝の守護寺・護国寺として建設された。基礎にはアユタヤの寺院を崩して取り出したレンガを使用している。本堂にエメラルド色の仏像を祀っているので「エメラルド寺院」とも呼ばれている。


王宮

ワット・プラケオに隣接して、ラーマ八世まで国王が住んでいた王宮がある。王宮のほぼ中央に、ラーマ五世が建てさせた「チャクリー・マハ・プラサート宮殿」は、イタリア人の設計で、東西の美が融合して美しい。(1階のみ公開されている)
ワット・プラケオの入口 金色が朝日を浴びて眩しかった
ワット・プラケオ ワット・プラケオ ワット・プラケオ
回廊には美しい壁画がある ユーモラスな表情の魔除けの鬼 エメラルド色の仏像が祀られている
ワット・プラケオ ワット・プラケオ ワット・プラケオ
多くの参拝者が訪れていた チャクリー・マハ・プラサート宮殿 美しい王宮出口の門
ワット・ポー

大涅槃仏で有名な王室寺院。礼拝堂に祀られている大涅槃仏は、レンガで大まかなに形どってから、漆喰で造形されたという。全長46m、高さが15mという巨大なお釈迦様が横たわっている。
巨大な扁平な足の裏には、バラモン教の108の宇宙観が描かれている。土踏まずがない足の裏は、その人が超人であることを示すんだって。この寺院にも数多くの仏塔が建ち並んでいる。
ここは伝統的タイ・マッサージの総本山。次回訪れる機会があればマッサージをしてもらおうかな♪
ワット・ポー ワット・ポー
ワット・ポー ワット・ポー ワット・ポー
足の裏に刻まれた宇宙観 大きな仏塔がそびえる 歴代王を象徴する仏塔が並ぶ
雑記帳
2日目は、午前中バンコクの寺院めぐりと、午後はアユタヤ遺跡へのツアー。バンコク市内は大渋滞。金曜日はとくに混むそうだ。少しでも隙間があれば割り混み合いだが、だれもクラクションを鳴らさない。日本なら喧嘩になるかも。これって微笑みの国だから?
バンコクのお寺はどこも煌びやかだった。仏塔には陶器が埋め込まれキラキラして眩しい。一気に3か寺を訪ねたこともあって、最後はお腹いっぱい。みんな同じように見えてしまった(^^ゞ


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(2日目後編・アユタヤへ)