西表島 東洋のアマゾンとも言われる西表島は、沖縄本島に次いで大きな島。 地形は大半が山岳で占められ、非常に多雨で大小無数の河川が山をぬって流れ出ている。流域にはマングローブの林が生い茂り、イリオモテヤマネコなど熱帯・亜熱帯の動植物が数多く生息している。 西表島には、日本最南端の西表温泉、水牛車で渡る由布島、マングローブが生い茂る仲間川遊覧、樹齢400年といわれる特異な形をしたサキシマスオウノキ、星砂と珊瑚礁の海など観光ポイントが多い。 |
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石垣港を高速船で出航 | 西表島・大原港 | |
仲間川遊覧 日本最大規模のマングローブ林を有する河川。上流には樹齢約400年のサキシマスオウノキがある。 遊覧船はマングローブ林を間近に見ながら進む。マングローブという名の植物はなく、熱帯や亜熱帯の沿岸地域で根元が海水に浸かって繁っている植物を、まとめてマングローブと呼んでいる。高山に生えるから高山植物と呼ぶように。ここではヤエヤマヒルギ、オヒルギ、メヒルギ、ヒルギモドキ、ヒルギダマシ、マヤプシキの6種類が見られる。なんとも面白い名前だと思いませんか。 |
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仲間川のマングローブ林 | ||
サキシマスオウノキ アオギリ科の熱帯植物で、日本では奄美大島が北限だ。 上流の船着場でいったん下船して、サキシマスオウノキを見学する。ここにあるのは樹高18m、胸高直径109cmで板根の発達が特にすばらしい。木の特徴はなんと言っても「板根(ばんこん)」にある。蛇がのたうったような特殊な形は、地下に殆ど根を張らずに、地上部の板根で幹を支えているからだって。この板根は船の舵などに利用されていたそうである。 |
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由布島(ゆぶじま) 西表島の500mほど東に位置する小さな島。1971年の台風で大きな被害を受けほとんどの人が西表島へ移り、現在の人口は5戸15人。 由布島ヤシ類を中心とした亜熱帯の樹木や花々が生い茂る。島全体が亜熱帯植物園で、トロピカルな南国気分を味わえる。島全体が砂によってできており、深さ1.5mまでは真水が湧き、それ以上掘ると海水が湧きだす。 東海岸はビーチが発達し、西側は西表島まで続く浅瀬にマングローブが茂る。西表島へつながる海は遠浅で、満潮でも1mほどしかない。ここを水牛車で渡ってゆく。 |
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由布島のビーチ | 由布島植物園 | |
由布島へは水牛車で渡る。のんびり揺られ、とっても気持ちいい♪ | ||
うみえーる遊覧 八重山の海は日本最大規模のサンゴ礁海域があり、世界屈指の透明度と豊富な種類のサンゴに恵まれている。その八重山の海の中でも大きいサンゴがあるといわれる国立マイビシ海中公園は、上地島の北にあり、360種以上を見ることができる。水中観光船「うみえーる」に乗船し、珊瑚や熱帯魚を見に行く。この日は曇り空で波が高く、透明度がイマイチであったのが残念。。。 |
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夕食は琉球料理屋さんへ♪ ソーキの煮付け、そうめんチャンプルー 牛&ナスのチャンプルー、海鮮サラダ など |
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宿泊したハイパーホテル | ||
MEMO 西表島へ 石垣港離島桟橋から八重山観光フェリーと安栄観光が運行し、高速船で35分。片道580円(往復割引あり) 仲間川遊覧 1260円(70分) やまねこレンタカーの事務所にて遊覧船チケットを購入し、仲間川遊覧船乗り場へ 由布島・水牛車渡し 1300円(植物園入園料を含む) 水牛車渡しのある美原へは、バスかレンタカーで。 うみえーる遊覧 2500円(60分) 大原港より出航 これらをセットにした日帰りツアー(石垣島発着)が多数ある。1〜1.6万円程度で、コースによって料金が異なる。 西表島は交通の便が悪いので日帰りツアーが便利だ。 ハイパーホテル 石垣島で宿泊したビジネス向きのホテル。全国にホテル1−2−3グループとして展開している。 1室料金が5〜8千円程度で簡単な朝食が付いてるのでお得。石垣島はダブルのベッドが1台だったので狭かった。 琉球料理 この旅行で食べた琉球料理はゆうなさんで。石垣港のすぐ近くの店で、BEGINのオススメの店だって。 リーズナブルでとっても美味しいよ。夏などのシーズン中は要予約。 |