四国の旅'04



午後は四国最南端「足摺岬」をめざしてひたすら南下する
叶崎の雄大な景観、竜串・見残しの奇岩、そして足摺岬♪


叶崎(かなえざき)

高知県土佐清水市の西端に位置し、夕陽が美しいといわれている。白い波が岩に砕け散る雄大な風光が展開する。太平洋の荒波と轟音が聞こえてくる。「西の足摺岬」といわれる叶崎海岸は、陸地が海にせまり切りたった断崖が連なり、先端近くに白亜の灯台がたっている。国道沿いに展望台があり、美しい景色を楽しむことができる。
叶崎海岸 叶崎海岸
竜串(たつくし)海中公園

1970年7月1日竜串の海は、日本ではじめて海中公園に指定された。大自然が創り出した岩の彫刻は、よくぞこんな形をと思うようなものばかり。割れ目が巨大な竹の節のような「大竹小竹」、生物痕が欄間のような「らんま岩」、小さな岩がカエルに見える「蛙の千匹連」など、ユニークな呼び名が付いている。第3紀層に属する砂岩が長い年月をかけて、風蝕・海蝕を受けて生まれた岩の芸術で奇観を呈し「地丘の博物館」ともよばれている。
竜串 竜串 竜串
不思議な自然の彫刻 海に向かって伸びる岩
足摺海底館

竜串の西に太平洋を一望に見わたせる海上展望塔と、海底散歩が楽しめる海中展望室をもつ「足摺海底館」がある。この一帯は、黒潮暖流の影響を受けて造礁サンゴや熱帯魚が生息する海の宝庫といわれている。海中展望室にある直径60cmの海中窓からは、カラフルなサンゴや熱帯魚が棲む海中景観を楽しむことができる。当日は台風による荒れの後だったので、視界はイマイチだったのが残念。
足摺海底館 足摺海底館
遠くに見えるのが「海中展望塔」 湾を隔てて竜串を眺める
足摺岬(あしずりみさき)

四国の西南端、愛媛県から高知県にかけての海岸「足摺宇和海国立公園」に指定されている。その最南端に位置する足摺岬は、四国最南端の地でもある。岬は標高433mの白皇山を中心とする花崗岩大地が沈隆と隆起をくりかえし、 長い歳月をかけてできたもの。ここに立つと「地球は丸い」を実感できる^^
足摺岬 足摺岬の海 足摺岬灯台
国際交流の礎に多大な影響を与えた
ジョン万次郎の像
緩やかに弧を描く太平洋
日の出の名所でもある
断崖絶壁に立つ足摺岬灯台
光度・光達距離とも日本最大級
白山洞門 白山洞門 夕暮れ
花崗岩の洞門では、日本一の大きさを誇る「白山洞門」と浜辺から見た夕焼け
旅行日記 その4
大洲の町並みを散策していたらお昼を過ぎてしまった。大洲城にも行きたかったのだが、足摺岬まで走らなければならない。カーナビの到着予想時刻を見たら午後5時。途中の竜串にも立ち寄りたいから時間の余裕がなく、大洲城は次回のお楽しみにとっておくことにした。
国道56号線は交通量が少なくスイスイ走ることができ、目的地到着予想時刻がどんどん早くなってゆく。3時には竜串に到着。ゆっくり海中公園の美しい海を見ることができた。そして足摺岬へ。ここに立つとなんとなく水平線が丸く見える。お天気も上々。明日は早起きしたら日の出が見れるかも♪
MEMO

叶崎  清水BCからバスで20分。  無料駐車場あり
竜串海中公園  清水BCからバスで20分。  無料駐車場あり
足摺海底館  清水BCからバスで20分。  展望塔の入場料900円  8:30〜17:00  無料駐車場あり
足摺岬  土佐くろしお鉄道「中村」駅から、バスで1時間40分。  無料駐車場あり


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(4日目 高知へ)