(3日目・前編) −映画とドラマのロケ地めぐり−
占冠村(しむかっぷ) この旅行で宿泊したホテルがある占冠村は、北海道のほぼ中心部にあり、日本有数の厳寒の地として知られる。スキーをする人にはおなじみのリゾート地で、自然がいっぱいの本物の田舎! 夏は涼しいトマムリゾートで、熱気球に乗ったり、ネイチャーラフティングなど、一日アクティビティに遊んでみるのもいいだろうな♪ |
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きれいな白樺の林 | アルファリゾート・トマムの熱気球 | |
トマム小中学校 | 鮮やかな芍薬が満開だった | かわいい祠の占冠神社 |
鉄道員(ぽっぽや) (幌舞駅) 1999年に東映系で放映され、全国に感動を巻き起こした、高倉健主演の「鉄道員(ぽっぽや)」。その舞台となった「幌舞駅」は、そのままの姿で「幾寅駅」として、現在も使われている。映画では終着駅だった幌舞駅は、実は根室本線の無人の途中駅。駅前広場には、「だるま食堂」などロケセットが映画の町並みのまま保存・公開されている。 |
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鉄道員で使われた現役の駅舎 | ローカル列車が到着した | |
温かな雰囲気の待合室 | 駅舎は資料館にもなっている | 青空をバックにとてもきれい |
加藤ムネが経営する「だるま食堂」などのロケセットがいい感じ♪ | ぽっぽや号の車内 | |
富良野の丘風景 幌舞(幾寅)駅から富良野市への途中、なだらかな丘が続き、いかにも北海道らしい風景が飛び込んでくる。最高の景色だ♪ |
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北の国から (拾ってきた家) 1981年から21年間にも渡って放送されたドラマ「北の国から」。北海道の雄大な自然のなかで繰り広げられる人間たちのドラマは、共感と感動の連続だった。 「拾ってきた家」のエリアには、正彦とすみえの家、純と結の家などが配置され、家の中にも入ることができ、とてもよく整備されている。 |
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正彦とすみえの家と4番目の家(右) | 路線バスを使った「純と結の家」 | |
「雪子さんのアトリエと住居」と、その室内 | ||
北の国から (最初の家&五郎の石の家) 「’89帰郷」の中で、黒板五郎が建てた石の家。かつて火山活動があった富良野岳の影響で出土する大量の石で造ったエコロジカルな家だ。羊が飼われ、赤い風力発電の風車が並んで立っている景色は、少し離れた展望台から見渡すといい感じ。さらに、有料区域になるが、家を間近で見ることもできる。 |
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本石の家に併設されている「最初の家」 | ||
羊が飼われ、ドラマそのものといった感じの「石の家」 | 石の家の室内 | |
北の国から (麓郷の森) 1981年当時のロケで使われた丸太小屋を中心に、森の写真館、彩の大地館、森の喫茶室などが森の中に点在している。緑がとても美しい森を散策するととても清々しい気分にさせてくれる。丸太小屋などは、かなり老朽化しているけれど、とてもいい雰囲気だ。 |
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丸太小屋の内部 | 三番目の家とその室内 | |
旅日記 その3 この旅のもう一つのテーマに「富良野・美瑛の丘風景と、映画やドラマのロケ地巡りを楽しみたい」というのがあります。かなり欲張りな旅行ですけど。。。 午前6時に目が覚めて、窓を開けると少しヒンヤリして快晴! 富良野を散策するには申し分のない天気です。土曜日だから混雑するかも知れないので、早めに出発することにします。7時からの朝食までに、近くのリゾートホテルや村内をぶらっと歩いてみました。日ごろの喧噪から抜け出し、きれいな白樺林を歩いて小鳥のさえずりを聞くとホッとします。 トマムに宿泊したわけは幌舞駅に近いから。サッと朝食を済ませ、映画「鉄道員」の舞台となった「幌舞駅」をめざします。午前8時に到着したら、もちろん観光客はだれ一人来ていません。近くのおじさんが、駅をきれいに掃除されていました。無人駅なんだけど、地元の人がいつもきれいにしてくれているのは嬉しいことです。駅舎内の資料館は9時オープンだけど、特別に中に入れてくれました。映画で使った道具などを見たり、ホームに立って主人公のポーズを決めてみたり。ぽっぽ号以外のロケセットの中には入ることはできないけれど、その場に佇むと、映画の中に飛び込んだような感覚を覚えます。いつか、冬のこの駅のホームにもう一度立ってみたい♪ 幌舞駅をあとに、なだらかな丘が続く北海道らしい道道を走ると富良野に到着しました。富良野といえば、1981年に放送が始まって以来、大自然を舞台に日本中を感動の渦に巻き込んだ名作「北の国から」のロケ地。拾ってきた家、五郎の石の家、麓郷の森などのロケ地を巡って、ドラマのシーンを思い出していました。 お昼前になると、予想どおり観光客がぞくぞくと押し寄せてきました。このあたりでロケ地を離れ、ラベンダーの咲く丘へ行くことにしましょう。 | ||
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