第3日(7/30) 南浦洞、東莱をぶらり散策
チャガルチ市場 チャガルチとは小石の意味。朝鮮戦争後、小石しかなかった港でおばちゃんたちが元気に魚を売り出したところに由来するとか。釜山市民の胃袋を支えているばかりでなく、私たち観光客にとっては庶民的な異国情緒を感じさせてくれる。新鮮な魚をその場でさばいて食べさせてくれることでも有名だ。 市場の散策は威勢のいい声が飛び交う朝が楽しい♪ |
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市場の入口にはアーチが架かる | 早朝から賑わっていた | |
朝の市場内の様子 | ずらっと露店も並んでいる | 朝食は魚とスープ |
龍頭山公園 釜山市の中心部にある小高い丘全体が公園で、市民の憩いの場となっている。丘の山頂付近には大きな花時計や、壬辰倭乱の際日本軍と戦った李氏朝鮮の英雄李舜臣将軍の像、釜山タワーなどが建っている。釜山タワーに登ってみたら、釜山の街並みや、船が行き交う釜山港、びっしり住宅が建ち並ぶ市街地が見渡せた。視界の良いときは対馬も見えるという。 |
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龍頭山公園には大きな鐘や龍がいた! | 釜山タワーから見た釜山港 | |
国際市場 地下鉄チャガルチ駅から10分ほど歩いたところ。小さな商店街がひしめき合う一帯がある。朝鮮戦争直後のヤミ市からはじまったといわれ、日用雑貨から工具、メガネ、カバン、革製品、食べ物、衣料品と、あらゆる物が売られていて、見て歩くだけでも楽しい。じっくり品定めをしていたら、何日あっても足らないかも(笑) |
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地下鉄 釜山の地下鉄は2路線のみで西面で交わっているだけなので、旅行者にも乗りこなしやすい。しかも、沿線に主要な観光地があるので非常に便利だ。切符は自動販売機で買えるが、硬貨しか使えないので両替が面倒だ。そこで、「ハナロカード」という充電式のカードをを購入すると、地下鉄・バスが利用でき、しかも料金を割り引いてくれ、余った料金は国民銀行で換金できる。今回の旅行では何度も地下鉄に乗ったため重宝した。 |
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ハナロカード(上)と、青春18きっぷ | 釜山の地下鉄(1号線) | お昼は250円のビビンバ |
東莱温泉 新羅時代の王族も湯治のために通っていたという歴史ある温泉。温泉旅館や銭湯、健康ランドなどがある。釜山では金井山というハイキングスポットがあるが、その帰りに温泉に入る人が多いという。 宿泊したホテルは鹿泉温泉ホテル。ビジネスセンターでは無料でパソコンが使えるのが嬉しい(うち1台は日本語の入力が可能)。ここの部屋の風呂はめっちゃ広くて快適。ただ、洗面やトイレも一緒にあるのでびちゃびちゃになってしまうのがネック。(サンダルが用意されてます)。それと、ここのエアコンは温度調整ができなかった。タイマーがあるから問題はなかったけど。 |
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東莱温泉の中で、ランドマーク的な存在になっている虚心庁(ホシムチョン) | ハイキング帰りによく利用される銭湯 | |
東莱市場 地下鉄東莱駅から7,8分歩いたところにある、600年以上の長い歴史を持つ市場。入口には薬局が並び、一歩入れば衣料品を扱う店が大半を占める。その合間には飲食店や惣菜を売る店もちらほらあって、人々の生活ぶりを垣間見ることができる。東莱の名物といえば「東莱パジョン」。市場内で商人などの昼食代わりに食したのが東莱パジョンの始まりだと言われている。とろっとした食感がとても美味。 |
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衣料品店が大半を占める東莱市場を散策する | ホタテやエビなどが入った東莱パジョン | |
たび日記 私はお酒が苦手ということもあって、旅行先ではさっさと寝てしまう。だから必然的に朝早く目が覚める。この日も6時ごろには起きていた。窓を開けると快晴だ! サッと着替えて早朝のチャガルチ市場を見に行く。朝の魚市場は威勢がいい! と思ったら、まだ早すぎて買い物客はまばらだった(^^ゞ いったん宿に戻ると、アジュマ(ホテルのおばさん)が、銭湯に入っていかないかと声を掛けてくれる。朝風呂に入りたいところだが、この暑さで汗が止まらなくなるのが辛いのでまたの機会にする。市場で朝食後、南浦洞界隈を歩く。 まず目指したのが龍頭山公園。ガイドブックによるとエスカレータで登れるようだ。エスカレータの前まで来たら、10:30〜と書いてある。早すぎた。。。 でも、鎖と鍵でしっかりふさがれていて、どう見ても動いているような感じには見えなかった。長い階段を登ってやっと公園に到着。すでに汗でびちゃびちゃ。やっぱり風呂に入ってきた方がよかったかな。 釜山タワーから望む港の風景は素晴らしい。美しい景色を堪能して降りると、土産物屋がずらり。売店のお姉ちゃんが一生懸命売り込んでくるが、これといったものがないんだよね。ふと見たら韓国スターの写真満載の来年の卓上カレンダーがあった。土産に良いなって思って中を開いたら、祝日が間違っていた。ハッピーマンデーは知られていないみたい(笑) これでは土産にならないなぁ。。。 龍頭山から下って国際市場へ。まだ準備中のところが多くて、買い物客も少なく歩きやすかった。ここにはあらゆるものが揃っていて、見て歩くのが楽しい。堂々とコピー商品が売られているのもおもしろかった。 お昼になったので、ネッ友に教えていただいた250円のビビンバを食べに行くことにする。ウジョンという店で、西面にあるので釜山の地下鉄にはじめて乗車する。地下鉄は2路線しかなく、駅名が漢字と英字で書かれているうえ、駅番号も表示されているので迷うことはない。ただ、切符の自動販売機はコイン専用なので面倒だ。そこで、割引もあって余ったら払い戻しができる「ハナロカード」を購入することにする。ところが買い方がわからない。ふと見たら駅務室があったので、そこで聞いてみた。言葉は通じなかったが用件はわかってくれて、販売機へ案内してくれた。無事購入できてやれやれ。ところがチャージの仕方がわからなくて困っていたら、通りかかったおじさんが丁寧に教えてくれた。ありがとう! 安くて美味しいビビンバを食べて、時間もあるからロッテデパートと免税店を見に行くことにした。週末でデパートは満員。あれっ? 汗びっしょりのTシャツ&リュックの観光客は見かけない。ぶらぶら見て回ったあと、早めに今日の宿泊地「東莱温泉」へ向かった。 東莱温泉のホテルは安くてもいい感じ。プチ・トラブルもあったけど(詳しくは雑記帳を見てね)。チェックインして、虚心庁(ホシムチョン)へ行ってみたり、温泉街(といっても何もないけど)をぶらっとしたり♪ 無事にトラブルが解決したので、東莱パジョンを食べに行くことにする。地下鉄で2駅のところにある「東莱ハルメパジョン」という店。途中ぶらっと東莱市場を見て歩いたりして、無事店に到着。パジョンはかなり大きくて、小で十分な量だった。ホタテ、カキ、ハマグリ、エビ、牛肉のみじんなどが入っていて、とろっとした食感がとても美味しかった。 |
(4日目・慶州観光へ) |