釜山旅行




第1,2日(7/28,29) 出発〜福岡・プチオフ会

出発!

博多までは臨時夜行列車「ムーンライト九州」で行くことにした。夏休み期間は「青春18きっぷ」が発売されるので、これを組み合わせると大幅に交通費を節約できる。
家を午後9時過ぎに出発して、大阪駅を22:08分発の列車に乗り込む。列車は定刻に発車し、定刻より10分遅れて博多に到着した。リクライニングシートはやや硬めだが快適。ただし、機関車が引っぱる客車のため、発進・停止のときにガクンと揺れる。
ムーンライト九州号 ムーンライト九州号の車内
全席指定の臨時快速列車「ムーンライト九州」
冬期はシュプール号として使われている
太宰府天満宮への参道 梅ヶ枝餅 太宰府天満宮

京都から大宰府に左遷され、この地で亡くなった菅原道真公を祭る神社で、学問の神様として崇敬を集め、大勢の受験生が参拝する。心字池の太鼓橋、境内の大楠などが美しい。また、6000本の梅が咲き誇る梅の名所でもある。
西鉄「太宰府駅」から続く参道の両側や、境内には土産物や梅ヶ枝餅を売る店が連なっている。
参道には土産物屋がずらり 梅ヶ枝餅と冷抹茶が美味しい
太宰府天満宮の太鼓橋 太宰府天満宮 太宰府天満宮
大楠に囲まれた太鼓橋を渡り拝殿へ向かう
プチオフ会&大濠公園

福岡で、プチオフ会を開くことになった。大濠公園を歩き、ランチをご一緒しようという計画。とても楽しいひとときを過ごすことができた^^
大濠公園は、筑前五十二万石の領主・黒田長政が、1601(慶長6)年から7年の歳月をかけて福岡城を築城する際、大きな入江の一部を外濠として利用した。さらに、1927(昭和2)年に福岡市が東亜勧業博覧会を催すときに濠を埋めて、周囲2kmの池を中心とする公園となった。池の中に島が3つ浮かび、4つの橋で池を二分していて美しい眺めだ。
大濠公園 大濠公園 ランチ
3つの島に架かる橋が美しい大濠公園 とっても美味しかったランチ
博多港

国際ターミナルへは、博多駅または天神からバスで10分ほど。チェックインは90分前から45分前まで。便ごとにチェックインするので、窓口が混雑することはなさそう。
少し早く到着したので人は少なかった。国際ターミナル利用券(1人400円)を購入、乗船申込書に記入してチェックイン。
博多国際ターミナル 博多国際ターミナル
博多国際ターミナル 乗船したビートル ビートル船内
搭乗待ち(ちゃんと免税店がある) 乗船したビートル(後ろ向きの船) 2階船室(足元は飛行機より少し広い)
釜山港

博多から2時間55分で釜山港に到着。港内はかなり混み合っていた。韓国の入国審査はあっという間だった。韓国の出入カードは、1か所だけ氏名をローマ字で記入し、あとは日本語で記入して良いんだって。この前は英語・ローマ字で書いたと思うけど、釜山港から入国のときだけかな? 航行中に降っていた雨が、到着したら止んでいた。ラッキー!
釜山港 釜山港
デヨンタン旅館 デヨンタン旅館

1室25000Wの小さな格安旅館だけど、エアコン、冷蔵庫、バスタブなど一通りの設備は整っている。1,2階は銭湯になっていて、宿泊者は無料で利用できる。夜は早く閉まってしまうが、早朝から営業しているので、冬場などの朝風呂は気持ちいいだろうな♪しかも、国際市場やチャガルチ市場がすぐ近くというロケーションが素晴らしい。
デヨンタン旅館
夕食 夜の釜山市街 夜の釜山市街
夕食は韓国家庭料理
「トルソッパブ」(石釜ご飯)
夜の釜山市街
屋台がたくさん出ていて楽しいところ♪
たび日記
久しぶりに韓国に行きたくなった。前回はソウルだったので、今回は釜山がいいかな。釜山なら船で行くことができる。一度船で出国してみたかったからこれはチャンスだ。夏休み期間なら青春18きっぷや、臨時の快速列車が運転される。帰りは疲れるから飛行機で。ただし、わが家の財政事情から可能な限りお安く。というわけで欲張りかつ格安プランとなった。

3週間ほど前に往復の交通機関とホテルの手配が完了した。ホテルはインターネットでいろいろ検索し、口コミ情報を参考に選んだ。1泊目のホテルは港から歩ける距離のチョー格安旅館。口コミ情報の評価が良かったので手配した。2,3泊目は格安の温泉旅館。ここは日本語はダメなので、現地ツアーを予約した現地の旅行会社に、ホテルの予約もしていただく。もちろん手数料なし!

博多までは夜行列車を利用する。座席指定の臨時快速列車だ。寝台車ではないが、リクライニングシートで、シートピッチがかなり広いので、夜行の飛行機と比べるとめっちゃ楽ちん。ただ、発車や停車寺にガクンと揺れるのはちょっとネ。。。 車内販売は無いので、飲み物は乗車前に買い込んでおくことが必要。途中の駅での停車時間はきわめて短く、途中で買い込むことは不可能。唯一、下関で10分ほどの停車時間がある程度だ。

博多に到着後、接続の電車で太宰府天満宮へ向かう。途中の二日市で下車し、駅前のパン屋さんで軽く朝食をすませて、西鉄に乗り換え太宰府へ。天満宮の到着が早かったので観光客はいない。お参りしたあと、参道の店で梅ヶ枝餅と冷抹茶のセットを食べた。美味しかったよ!

今日は、Fresh Lifeのhanaさんと、バラの門のチビまるさんと合流してプチオフ会。私の希望で大濠公園に案内していただいた。写真で見たら島を結ぶ橋が美しいので期待していたけど、大きな池と橋だけだった。大濠公園をあとにランチへ。hanaさんが予約してくださったレストランで美味しい和食ランチ。二人ともとても素敵な方で、いろんな話しをしていたらあっという間に時間が過ぎていく。またお会いできたらいいな♪
昼食後、hanaさんが博多港まで見送りにきてくれた。すごく気遣ってくれて嬉しかった。ありがとう!

ビートルのチェックインは90分前から。大きな空港のように頻繁に出国する人がいる訳じゃないから、手続きもあっという間だった。驚いたことに出国して乗船し、釜山に到着するまでボディチェックや手荷物チェックといったセキュリティチェックがない! こんなものなのかと思ったよ。たしかにシージャックなんて無理だろうけど(笑)

ビートルはJR九州が運行するジェットホイルの高速船。港を出ると時速80キロで航行する。3.5m程度の波ならほとんど揺れはないという。この日は2.5mの波の高さ。たしかに船の揺れは感じない。どちらかというと列車の振動のようだ。恐るべし「海飛ぶかぶと虫」!
船内にはコーヒーショップと免税売店がある。ん? 飛行機だと、国内線でも飲み物のサービスくらいはあるけど、ここは有料なんだ。国際線なのに。。。ぐはっ

すんなり入国し、歩いてホテルに向かう。途中少し迷ったがなんとかホテルに到着。チェックインの手続きなんだけど誰もいない。ウロウロしていたら、銭湯の片づけをしていたお姉ちゃんがいたので、宿のおばさんを呼んできてもらった。おばちゃんは予約したことや名前すら確認せず、宿泊代を払ったらオンドルかベッドのどちらが良いか聞いてきた。韓国の安宿には宿帳が無いみたい! 部屋を見せてもらったら、オンドル部屋は硬い床に薄っぺらな布団が1枚だけ。うーん、これじゃベッドが良いなってことで、ベッドの部屋にしてもらった。ベッドは適当な硬さだったよ。部屋はきちっと掃除されていて、エアコン、NHK衛星放送が映るテレビ、冷蔵庫、バスタブもある。しかも、国際市場やチャガルチ市場、地下鉄の駅にも歩いて5〜10分と、抜群のロケーションだ。宿泊代は25000W(2500円)/部屋。寝るだけだったら、チョーお勧めですよ!(釜山ナビからも予約できるけど、その場合は手数料5000Wが加算されます)

一息ついたら食事に行かなくては。ネットで調べておいた、南浦洞(ナンポドン)にあるレストラン「ジャハウォン」へ行く。ここの人気メニューはトルソッパブ定食という「石釜ご飯」。石釜にお米・銀杏・松の実・豆などを入れて炊いたもの。熱々が運ばれてきたら、石釜のご飯をお茶碗に移してしまって、一緒に運ばれてくる夜間の出汁を石釜に入れる。すると釜にへばりついたご飯のお焦げと出汁で絶妙の味のスープができる。そして、テーブルを埋め尽くすおかずやキムチ。これで1人前8000W(800円)。めっちゃ美味しかったよ!

満腹になったところで、夜の市内をちょこっとだけ歩いて宿に戻った。夜行列車の疲れもあり、さっさと風呂に入ったらあっという間に夢の中でした。(-。-z z z z z ・・・
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(3日目・南浦洞、東莱へ)