大和路の春 2009



Part 4  明日香と葛城の春
(明日香、チューリップ園、當麻寺西南院、石光寺、新家長福寺)
(2009.4.18 訪問)

初夏の陽気の一日でした。今日は広範囲に動くので、朝早くから車で明日香と葛城へ行ってみました。のんびりした明日香の風景に癒されました♪

明日香の里をのんびり散歩

稲淵は美しい棚田が有名です。春には菜の花が植えられ、秋には畦に彼岸花が咲きます。のどかな日本の原風景ですね。車だと見過ごす風景も、のんびり歩くといろんな発見があります。畑仕事をする人に軽い会釈や挨拶を交わしたり、道端の石仏に草花を供えてみたり。だから私は公共交通を使ったり、歩いたりするのが好きです。この日は菜の花が美しく咲き誇っていました♪
美しい棚田が広がる稲淵地区
れんげもきれい! 新緑の石舞台古墳 橘寺と菜の花
とっても美しい明日香チューリップ園(高台から甘樫の丘や二上山を望めます)
西南院(當麻寺)

當麻寺は、白鳳時代創建の古刹です。境内には東西両塔が創建当時のまま揃ってそびえ立っています。また数多くの由緒ある仏像や建造物などを包蔵し、文化財の宝庫としてその名を知られています。
なかでも「西南院」は牡丹や石楠花が美しい塔頭寺院です。日傘をかけてもらった牡丹や、庭園の石楠花がきれいでした。
日傘を掛けられた牡丹や芝桜がとてもきれい
東西の両塔が見える見晴台 庭園には美しい石楠花が咲いています
石光寺

天智天皇の時代に光を放つ土地があるので掘ったところ、光かがやく弥勒三尊の石像が出てきました。そこで勅願により、役小角が堂宇を建立、石光寺と称したのが起こりだそう。中将姫ゆかりのお寺で、境内に蓮糸曼荼羅の糸を染めたという染の井があり、寺名は別称染寺(そめでら)と呼ばれます。牡丹が美しい寺院として有名です。
静かな石光寺の山門 鐘楼と大輪の牡丹
庭園には石楠花も咲いています 境内は牡丹の花に埋まります
新家長福寺

かぐや姫の里・広陵町にある「新家長福寺」は、境内に八重桜が多く植えられ、「桜御坊」と呼ばれる程の桜の寺となっています。八重桜はもこもこっとして可愛いよね。おもわず触りたくなるけど、触っちゃダメですぞ。広陵町はかぐや姫伝説の町なんよね。いつかゆっくり歩いてみよう♪
塀の外まで咲く八重桜 境内は八重桜に埋まります
本堂前の桜 藤と桜の競演! 牡丹と桜の競演!
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