アメリカ西海岸の大自然とテーマパークを満喫




第7日(11/7)  1泊2日グランドキャニオン・ツアー  −グランドキャニオン−

グランドキャニオン

グランドキャニオンはアリゾナ州北部にある峡谷です。かつての海底が隆起した台地(コロラド高原)が、氷河期のコロラド川の大水量による浸食作用で深く削られた大峡谷で、長さ350km、幅6〜30km、深さ1600mに達するそうです。
さらに、先カンブリア時代からペルム紀までの地層が重なった姿、いわば地球の歴史を見ることができるとともに、その雄大な景観からグランドキャニオン国立公園に指定されました。また、1979年には世界遺産にも登録されました。駐車場から松林を通り抜けると、とんでもない風景が目に飛び込んできました。この松の実はそのまま食べられます。美味しくなかったけどね。。。
でっかいフィッシュバーガー この松ぼっくりの種を食べます 黄色い花と綿毛がきれいでした
最初のビューポイントは、サウスリムの東端にある”デザートビュー”です。ここまでは松を中心とした木々の林と緩やかなカーブが続き、徐々に高度を上げていくので、まったく峡谷が見えず、どこにそんな大峡谷があるの?って感じでした。
展望台に着くと、断崖絶壁の眼下に広がる偉大なる光景を目の前に現れ、壮大とか雄大などという言葉ではとても形容できない想像を絶する大パノラマに心を強く打たれました。
ここからは蛇行するコロラド川が見えます。あの川が何千万年もかけて削っていったのかと思うと、大自然の偉大さと人間のちっぽけさを感じます。同時に、そんな大自然に対峙できる幸せも感じました^^
デザートビューのウォッチタワー 雄大な眺めに感動! 谷底にコロラド川が見える
”ノースイーストビュー”です。ここからも深い谷の絶景を楽しめました♪
グランドキャニオンの本当の美は、時間の流れとともに刻々と変化する表情だそうです。日没時に赤く照らされるキャニオン、日の出とともに次第に色彩を帯びていく変化の美しさは素晴らしいといいます。ウィリアムズからグランドキャニオンまでを結ぶ観光鉄道”グランドキャニオン鉄道”も走っています。いつか、公園内のロッジに宿泊して、大自然の美しさをゆったりと感じてみたいものです♪
”マーサビュー”は美しいグランドキャニオンが見渡せる、素晴らしいビューポイントです。できることならハングライダーや気球に乗ってみたいなあって思いました。遠くで煙が立ち込めていました。人工的に山火事を起こさせて、樹木の世代交代を促しているそうです。ここは朝夕の景色も美しく、とくにキャニオンから登る日の出が素晴らしいそうです。いつか見てみたいなぁ♪
マーサビュー このポイントだけ柵があります 素晴らしいビューポイント
”ヤバパイビュー”からはキャニオンの谷底を見下ろすことができました。キャニオンに突き出したがけの上から谷底を眺めると、吸い込まれそうな気持になりました。
グランドキャニオンサウスリムの遊歩道 とても美しいヤバパイビューの眺め
セリグマン

グランドキャニオンの感動を胸に、ラスベガスまで5時間ほどのドライブです。遠いですね。。。
日が暮れてきたころに、ルート66でおなじみの”セリグマン”のドライブインで休憩となりました。ルート66は、ロサンゼルスのサンタモニカからシカゴまで4000kmのアメリカの東西を結ぶ大動脈として1926年に開通しました。アメリカのマザーロード(母なる道)の愛称で親しまれ、多くの映画でも登場しています。並行してハイウェイができたため、小さな町並みは取り残されたようなレトロな雰囲気や、郷愁を求めた人たちが訪れます。すでに暗くなっていたので、この可愛らしい町を散策することはできませんでした。
雑貨店のようなよくわからない店があったり、5,60年代の主要道路だった頃使われていた動かない車がたくさん置かれていました。観光客目当ての展示と思いますが、この町の雰囲気によく似合っていました^^
美ひっそりしたセリグマンの町 雑貨店のようなよくわからない店とドライブイン
ラスベガスに到着

ラスベガスでは、希望の場所で下してくれるそうです。そこで、ストラトスフィアタワーで降ろしてもらいました。このタワーに上ってラスベガスの夜景を見てみたかったんです。
エレベーターの入り口で荷物検査と金属探知検査がありました。荷物検査は鞄の中をちらっと見るだけで、何とも形式的な検査みたい。タワーからの夜景は想像以上のスケールでした。ラスベガスは、ストリップの大通りに沿って巨大ホテル群が見えるだけと思っていたら、ぐるっと見渡すと光の海になっていて驚きました。この展望フロアには絶叫マシンがあります。スカイジャンプ、外へ滑りでるシーソー、回転ブランコなどですが、私にはとても無理でした。ラスベガスへ行かれる人はぜひ体験してみてね!
タワーの展望フロアとラスベガスの夜景 ストラトスフィアタワー
宿泊は1泊1室3,000円以下のビルズ・ギャンブリン・ホール(Bill's Gamblin' Hall)」です。ラスベガスの巨大ホテルじゃないけど、立地が良くて安全であればいいかなって思って。夕食はホテルのレストランでステーキを食べました。その巨大さ、ボリュームに圧倒されました。焼き加減をミディアムを指定したところ、予想に反してめっちゃ柔らかくてびっくりしました。味付けは濃かったけど、美味しく食べることができました。旅行の後半はまともな食事してるでしょ^^
ホテルに併設のカジノ 巨大なリブステーキ 格安だけどバスタブも完備
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