第8日(12/30) 市内を散策
市内を散策 ここでの観光は午前と午後の部に分かれ、昼食後2時間ほど休憩となる。暑い昼間に外を歩き回ることはないとはいえ、遺跡をじっくり観賞することができないのがツアーの辛いところ。私はホテルでお昼寝もつまらないので、毎日町をうろうろ散歩した。シェムリアップは小さな町なので半日もあれば歩いて回ることができるが、2時間ではちょっと無理なので毎日行き先を変えてみた。町を歩くとバイクタクシーやトゥクトゥクの運ちゃんがさかんに声を掛けてくるのが鬱陶しいけれど治安は安定してる。最終日は夕方のピックアップまで何の予定もなかったので、ガイドブックを見てあっちこっち歩いたり訪ねてみたり。 |
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町の寺院 近くにライ王の像もある | 国王の別荘(敷地内は立ち入り禁止) | クリスマスツリーと仏面 |
オールド・マーケット シェムリアップ川のほとりに位置するマーケット。規模は大きくはないが、早朝から色とりどりの野菜やトンレサップ湖でとれた魚介類など、生鮮食料品が所狭しと並べられる。表通りに面して土産物屋が並び、さかんに呼び込みをしている。マーケットの奥に踏み込めば、干物やトゥックト(魚醤)、フルーツが混ざった強烈な匂いが鼻をつき、南国のエネルギーが溢れている。これぞ市場って感じ! |
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採れたての野菜がぎっしり並ぶ | 通りに面して土産物屋がある | |
バタフライ・ガーデン シェムリアップ川を挟んで、オールド・マーケットの向かいにある。庭を丸ごとネットで包んで蝶を放している。小さな放蝶園だが、美しい蝶が舞っていて楽しい。カフェを併設しているので、蝶を見ながら簡単な喫茶が楽しめる。(1US$) |
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文化村 2003年9月にオープンした、カンボジアの文化や歴史を紹介したテーマパーク。精密に作られた蝋人形館、博物館、土産物屋などがある。また、アンコールの遺跡の数々やプノンペン市内の観光名所、ウドン山の景色などをミニチュアで再現している。アプサラ・ダンス・ショーやカンボジアの結婚式を再現したショーなども行われる。(12US$) |
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ミニ・セントラル・マーケット | アプサラ・ダンス(左)などのショーが行われた | |
トゥクトゥクで疾走 シェムリアップのトゥクトゥクは、バイクで引っぱってくれる。もちろん値段は行き先を言って交渉次第。ホテルやレストランの前には必ず客待ちをしているので、町を歩くとすぐに声を掛けられる。 地雷博物館へ行きたいと言ったら、往復で$10とふっかけてきた。「そんなの高すぎ!」って歩き出したら、追いかけてきて「$5ではどうか」と一気に半額を提示。「$2じゃないと乗らない」と言ったら「でこぼこ道なので$3にしてくれ」と。これで商談成立。確かに悪路、嫌がるはずだ。でも、この運転手のおじさんはとっても人が良さそうだったよ^^ |
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地雷博物館 アキー・ラー氏がカンボジアの地雷問題について理解してほしいという思いでつくったミニ博物館。地雷をはじめとした多くの兵器が展示されている。氏は、ポル・ポト時代に両親を亡くし、兵士として戦場に地雷を埋めるという経験もしてきた。地雷を埋めてきたことへの償いとして、地雷除去のボランティアを行っている。(無料だが少額の寄付を) |
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子ども達と過ごした時間は短いけれど、この素敵な笑顔は忘れられない | ||
雑記帳 最終日は17:30にピックアップ。遺跡の1日券を買ってアンコール・ワットを訪ねてもよかったが、市内のあっちこっちを見て回ることにする。ホテルにはレイトチェックアウトをお願いしたが、それはできないとのこと。シャワーを浴びたかったんだけどなあ。仕方なく荷物を預かってもらい、市内を歩いたりトゥクトゥクで駆け回ったり。なかには地雷博物館など考えさせられるものも多かった。 シェムリアップ空港は新築されていて美しくて快適だが、空港使用料が20US$は高すぎだと思う。新築時に値上げしたのかな? チェックインはのんびりモード。日本人観光客が多いためか、案内のモニタには日本語の表示もあって間違うことはない。 シェムリアップからバンコクへは64人ほど乗れるプロペラ機だけどきれいな機体だった。この日は使用機材の到着遅れで30分の遅延。ほとんど揺れることなく1時間あまりでバンコクに到着。短時間のフライトだが往復とも軽食が出た。 バンコクで乗り換え、定刻に関西空港に到着。出発時は暖かかった日本が真冬になっていた。 はじめてのアンコール・ワットに感動。いつになるか分からないけど、もう一度来てじっくり見てみたい! |
(完) |