第4日(12/15) 前編(忠烈祠と故宮博物院)
保安宮と孔子廟 保安宮は医学の神様、保生大帝の廟で、病気快復と長寿を願う人で賑わいます。 儒教の開祖者である孔子。孔子を本尊とした孔子廟は、紀元前200年頃の前漢の時代から建立されました。中国や台湾の主要都市には、たいてい孔子廟があり、学問の神として崇められています。あいにく工事中でした。 |
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たくさんのお供え物が置かれていた保安宮 | ||
孔子廟は全面改修工事中で、入れるところは少しだけ | 左端の猿は何なんだろう? | |
忠烈祠 1969年に竣工された忠烈祠は、大門、中央広場、鐘楼、鼓楼、山門、大殿、文烈士祠、武烈士祠で構成されています。軍人、革命家、著名な政治家、SARSの治療で命を落とした医師など、国家に貢献した人々の霊も祀られているそうです。 忠烈祠といえば衛兵交代が有名です。午前9時から毎正時に行われる交代式は圧巻でした。 |
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大きな大門牌樓と微動すらしない衛兵 | ||
ガチャン、ガチャンと軍靴を鳴らしながら大殿に向かって行進します | 途中で振り向いてパフォーマンス | |
大殿で銃をバトンのように回したり、投げ渡したりする技を披露した後に交代します | ||
大門前で交代前のパフォーマンス | 微動も瞬きもしない衛兵 | 汗を拭いてもらっています |
故宮博物院 世界四大博物館の1つに数えられている故宮博物院には、中華民国政府が台湾へと撤退する際に、故宮博物院から精選して運び出された美術品が主に展示されています。世界一の中国美術工芸コレクションはおよそ70万点。改装により、時代ごとに見ることができます。色鮮やかな陶磁器、精緻な細工が施された彫刻、豪華な装飾品など、思わず息をのむような宝物に目が釘付けでした。 |
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忠烈祠から213番のバスで故宮へ | 故宮博物院に到着 | |
大きな狛犬が迎えてくれ、全面改修を終えた博物館は堂々としてきれい | ||
第二展覧エリア(図書文献ビル) | 4階の茶芸館「三希堂」で飲茶のランチ(小籠包、ちまき、エビ餃子、叉焼饅頭) | |
故宮博物院に併設されている美しい庭園「至善園」 (故宮博物院の入園券があれば無料) | ||
たび日記 4日目はすごく楽しみだった「忠烈祠」や「故宮博物院」へ行きましょう。 いつものごとく朝は早く目が覚めます。ホテルで簡単な朝食が付いていたので、サッと食べてすぐに出発しました。というのも、忠烈祠で行われる午前9時の交代式を見たいのと、その前にMRT圓山駅近くの「孔子廟」や「保安宮」も訪ねてみたかったから。孔子廟は改装工事中で、境内のほとんどが立ち入ることができませんでした。 保安宮は荘厳な雰囲気が漂うお寺でした。まだ朝が早いので参拝者はごくわずかでした。 のんびり見学していたら8時半近くになってしまい大あわて! 忠烈祠にはバスで行くつもりだったけど、時間が読めないのでタクシーを利用しました。なんと5分で到着。交代式まで30分も早く着いてしまいました。おかげでまだ誰も来ていなくて、衛兵さんとツーショットも撮れました。15分ほど前になると、観光バスが次々やってきて、大門の前はすごい人! 早く来ておいてよかった^^ 忠烈祠では、陸・空・海軍から選ばれた衛兵が、交代で大門と大殿の守護を担当しています。任務に就いたら1時間は微動もできず、まばたきも控えるよう指示されるそうです。そのためお世話係が控え、衛兵の汗を拭いたり制服のしわを直したりしています。大変な任務だけど、ここに立てる人はエリートなんだって。背筋をピンと伸ばして格好良かったです。 午前9時、5人の隊列を組んだ衛兵が、大門から大殿に向かって行進を開始します。銃を肩に一糸乱れぬ様子で行進していく様子は見応えがありました。 交代式が終わって、忠烈祠の見学のあとは「国立故宮博物院」へ行きましょう。213番のバスに乗ります。20分ほどで到着です。リニューアルを終えたばかりの博物院はすごく大きくて美しかったです。今回のリニューアルで年代順に見ることができるようになったとのことで、すごく見やすかったです。「肉形石」や「翠玉白菜」などを目の当たりに見ることができて最高! 博物院内は撮影禁止なので写真はありません。 お昼になったので、4階の茶芸館で飲茶のランチ。少し値が張るけど、とても美味しかったです。食事のあとは、故宮博物院に併設されている「至善園」を歩いてみました。とてもきれいな庭園で、家族連れで遊ぶのに良さそうでした。 夕方までまだ時間があるので、バスで士林駅へ行き、MRTに乗り継いで「淡水」へ行ってみましょう。 |
(4日目後編へ続く) |