伊藤サンクチュアリ 長年タンチョウを愛し、給餌活動を続けてきた故・伊藤良孝さん夫妻から、(財)野鳥の会が提供を受けた給餌場です。現在は野鳥の会の方々が保護活動をされています。広大な敷地で、自然のままの姿を観察することができます。背景もきれいだから、写真が目的の人にもおすすめだよ。 |
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鶴居伊藤サンクチュアリ | 仲良く飛んできてくれました | きれいな姿ですね |
優雅で美しい求愛ダンスは互いの絆を確かめているとの説もあるんだって | ||
釧網本線 釧路〜網走をワンマン列車がのんびり走ります。素晴らしい車窓風景と豊富な観光資源に恵まれた魅力いっぱいの路線です。 |
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1両編成のワンマン列車 | シートはゆったりしています | 釧路湿原に延びる線路 |
冬期は「冬のSL湿原号」が運転されます。この日は重連運転で、塘路駅で行き違いました | ||
摩周湖 神秘の摩周湖は、世界第二位の透明度を誇る湖。周囲20km、面積19.6平方km、最深212m、海抜351mのカルデラ湖で、周囲には摩周岳などが取り巻き、川の出入りはまったくありません。にもかかわらず水位は一年中一定しているというから不思議な湖です。雪が降っていたけど湖面が見えました。モノトーンの世界もいいものですね♪ |
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JR釧網本線 摩周駅 | 摩周第一展望台から見えた摩周湖 | |
吹雪の網走 朝起きたら吹雪でした。流氷クルーズも釧網線も一部のバス路線も運休で、帰ることができるのかヒヤヒヤでした! |
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吹雪く網走駅前 | 線路が雪に埋まっています | 女満別空港の除雪作業 |
東京湾越しに見える富士山 | ||
夕暮れの羽田空港第一ターミナル | ||
札幌の「海鮮丼」 札幌の「スープカリー」 釧路の「ねぎラーメン」 摩周の「豚丼」 網走の「回線ピラフ」 |
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旅日記 札幌(23:15)→釧路(5:40) 定期夜行バス バスの設備は3列の独立した深いリクライニングシートとトイレがあり、毛布、スリッパ、おしぼりが付いています。出発が夜中なので、前方を含めすべての窓のカーテンを締めるので外の景色は見えません。(私は真ん中のシートでした) 路面は除雪してるので、振動が少し大きかったけどまずまず眠れました。 冬の北海道の大きな魅力に丹頂鶴があります。開発や乱獲によって個体数が激減し、一時は絶滅の危機に追い込まれましたが、国立公園や鳥獣保護区の指定、ラムサール条約などの活動によって、現在では1000羽を超えるほどになりました。釧路周辺には、3か所の給餌場があり、湿原にエサがなくなる冬になるとやってきます。その一つである「鶴居伊藤サンクチュアリ」を訪ねます。 バスの時刻まで約3時間もあるので、全日空ホテルで朝食を食べ、ロビーでくつろぎました^^ 釧路は快晴無風で気温-16℃! 寒いというより痛かったです。。。 釧路→役場前(伊藤サンクチュアリ)→釧路 1時間ほどバスに揺られると鶴居村です。”役場前”バス停で下車し、10分ほど歩くと、日本野鳥の会が管理している”伊藤サンクチュアリ”に到着です。連日100羽を超えると聞いていたのに、そこにいたのはたった2羽! なんでも急激な冷え込みなので、多くの飛来は期待できないそうです・・・ 20分ほど待っていたら、ようやく次々と飛んできてくれました♪ 鶴居村の最低気温は-20℃くらいだったようです。でも日差しがある雪の上はそれほど寒くなかったです。注意が必要なのはデジカメのバッテリの電圧低下です。必ず予備バッテリをズボンのポケットに入れて体温で暖めておき、電圧が下がったらすぐ交換しました! 釧路→摩周(摩周湖)→網走 丹頂鶴の華麗な舞いに感動して、午後1時過ぎに釧路へ戻ってきました。駅で軽くラーメンを食べて、網走へ向かいましょう♪ 昨夜、札幌から夜行バスで釧路に来て、丹頂鶴を見たあと、一気に網走まで行ってしまうというすごい移動距離です。タフというかアホですね(笑) 釧網本線は1両編成のワンマン気動車です。真っ白な雪原に伸びる線路。こんな風景も好きだな^^ 14:30に塘路駅に着きました。ここで「冬のSL湿原号」と行き違います。しかも運転期間中のこの日だけ重連運転されます。もちろん事前にダイヤを調べておきました。運転士に3分間の停車確認してから、ホームでSLの写真を撮りました。発車後は車内から撮っています。バック運転だけど、重連だとすごい迫力です! 乗車した列車は摩周駅止まりで、網走行きまで1時間半あります。この待ち時間を利用して、弟子屈町が摩周湖第一展望台往復のプチツアーを行っています。雪が降っているので、湖面が見えないことを覚悟で参加してみました。 午後はまったく見えなかったそうですが、到着したら雪が小降りになって湖面が見えました! ずっと奥の方は凍ってますね。モノトーンの摩周湖もいいものですね^^ 摩周駅に戻り駅前の食堂で軽く食べ、網走行きの列車に乗り込みました。18:49定刻に網走駅に到着し、ようやく駅前のビジネスホテルにチェックインです。北海道のビジネスホテルの多くは、大浴場があるのが嬉しいです♪ 時間を有効に使った充実した2日間でした。私的にはね(笑) 翌日の天気予報は大荒れ。流氷クルーズはできそうにないとの情報で、とりあえずキャンセルしました。朝起きて運行してることを期待して深い眠りにつきました(-。-z z z z z ・・・ 網走→女満別→羽田→伊丹 前夜の天気予報は荒れる予報だったけど、まさかここまで荒れるとは・・・ 目が覚めて窓を開けると、雪が真横に降っています。道路はひっきりなしに除雪しています。 まずはオーロラ号の運行状況をチェックします。案の定欠航でした。 では、知床行きのバスで濤沸湖の白鳥を見に行きましょう。帰りは北浜まで歩いてJRで戻ればいいよね。ってプランを立ててバス停へ。バス停は人でいっぱい。駅員さんもいます。聞いてみると、JR釧網線が吹雪のため運休してるそうです。ってことは、北浜駅のカフェが開いてるかわからないし、この吹雪の中を20分以上歩くのも厳しいから濤沸湖は断念しました。 それなら、天都山にあるオホーツク流氷館へ行きましょう。バス停へ行くと”天都山線は積雪多く運休”の張り紙・・・ 走ってるのは女満別空港線のみです。空港へ行くしかありません。しかも天候調査中で、旭川へ着陸または羽田に引き返す条件付きで運行してるようです。とりあえず空港へ行ってみるしかありません。空港では除雪作業が続けられています。なんとか各方面からの飛行機が着陸してるようです。 羽田からの飛行機は定刻より少し遅れて到着しました。これで出発が確定しました。内心はもう1泊覚悟していたんだけどね。大阪への直行便はないので、羽田で乗り換えになります。女満別〜羽田はJALの先得運賃、羽田〜伊丹はANAの特典航空券としました。 2泊3日の北海道の旅行でしたが、雪まつりや小樽の雪あかりをたっぷり楽しみ、丹頂鶴の美しさに感動しました。バスの車中泊あり、船も列車もバスも止まってしまう北海道の吹雪など貴重な体験もできました。 | ||