冬の北海道 道東紀行


(3日目)  −網走を観光−

博物館網走監獄

天都山の中腹にあり、昭和59年まで網走刑務所として実際に使用していた獄舎を移築復元し、受刑者たちの過酷な暮らしなどを再現した屋外博物館。5棟が放射状にひろがった木造平屋の舎房など、見どころが多い。おすすめの季節は冬。雪が積もって美しいが、厳しい気象条件のもとでの暮らしを実感できる。
網走監獄のゲート 鏡橋
網走監獄へ入るゲート 再現された鏡橋
正門 旧庁舎 雪景色
網走刑務所の正門 旧刑務所庁舎 雪景色は美しいけど。。。
五翼放射状平屋舎房 受刑者の様子 レンガ造り独居房
放射状の五翼放射状平屋舎房 受刑者の入浴シーン レンガ造り独居房と炭焼き小屋
JR北浜駅

オホーツクに一番近い駅として有名な北浜駅。昭和6年、釧網本線の網走〜東釧路間の全線が開通し、通勤通学や観光ルートとして、木材、農産物、海産物などの輸送路として発展してきたが、昭和59年、合理化の一環として北浜駅が無人駅となった。そんな中、駅舎を借り受けたレストラン「停車場」が開店した。列車の待ち時間をゆったり過ごすのもいいものだ^^
北浜駅 北浜駅
北浜駅と喫茶「停車場」 北浜駅にて
駅舎内 北浜駅の展望台にて オホーツクラーメン
駅舎内は名刺がびっしり 海岸にへばりつくような北浜駅 停車場の「オホーツクラーメン」
北浜の海岸

流氷をじかに体験するなら海岸へ行くのがイチバン! 網走の海岸は砂浜が続いている。北浜駅のまん前も砂浜。駅から海岸へは出られないけど、濤沸湖の法へ少し歩くと踏切があって、海岸へ出ることができる。流氷が接岸し、氷塊がぶつかり重なり合った姿は迫力があった。この塊は意外と大きかった。
北浜の海岸 北浜の海岸 ノロッコ号
はるか沖合まで流氷がびっしり 氷塊が重なり合って大迫力! 鉄橋を渡るノロッコ号
濤沸湖(とうふつこ)

網走市と小清水町にまたがる位置にあり、砂州を挟んでオホーツク海と隔てられている潟湖。砂州の上をJR釧網線と国道が走っている。北浜から歩いて10分ほどのところに「白鳥公園」があり、湖岸風景を楽しむことができる。白鳥公園には観察小屋や売店等の施設があり、餌付け用のエサも売っていて、白鳥やマガモの食欲旺盛な様子が楽しめる。
濤沸湖 濤沸湖
濤沸湖 濤沸湖 濤沸湖
氷塊でくつろぐカモメたち 賑やかな白鳥たち 飛び立つ姿が美しい
屈斜路湖 襟裳岬 大鳴門橋
飛行機から見えた屈斜路湖 真下に見えた襟裳岬 大鳴門橋と淡路島
旅日記 その3

旅行先ではいつも早寝早起きで、3日目も6時過ぎには起きていました。外は寒そうだったのと、すぐ近くに行ってみたいところがなかったので部屋にいたんだけどね。朝食は和洋バイキングで美味しかったです。
8:25発の女満別空港行きのバスで天都山入口で下車、800mほど歩けば「博物館 網走監獄」です。実際に使用していた建物を移築され、受刑者達の様子を生々しく再現されていて、とても興味深く見応えがありました。

網走監獄の見学は少し駆け足になったけど、施設めぐりバスで網走駅に戻ります。今度はJRで、北浜駅に行きましょう。北浜駅は「オホーツク海に一番近い駅」として有名です。ホームに建てられた展望台からは、流氷で埋め尽くされたオホーツク海が見渡せます。北浜駅の南方に踏切があって、海岸で出ることができます。流氷に埋め尽くされた海岸線は、雄大でもあり異様な光景でもありました。
ノロッコ号が北浜駅に近づく時間になったので、さらに南方にある鉄橋を渡るところを見に行きましょう。おおっ! やってきました「ノロッコ号」です。流氷を眺めながらのんびり列車に揺られるのもいいだろうな♪
この鉄橋の近くに「濤沸湖」があります。濤沸湖は白鳥の飛来地として有名だけど、今では餌付けもされているので、冬の間なら必ず白鳥を見ることができます。 いました、いました! カモメや白鳥、鴨などがいっぱいです!

たっぷり楽しんで、北浜駅に戻ります。北浜駅には「停車場」というレストランがあります。無人駅になったときに駅舎の一部を食堂にされました。列車の時刻まで少しあるので「オホーツクラーメン」を食べました。エビ、タラバ、ホタテ、イクラなどオホーツクの幸がいっぱいで、あっさりしたスープがすごく美味しかったです^^

お昼前の列車で網走駅へ、バスに乗り継いで女満別空港に行きましょう。飛行機は定刻に出発し、定刻に関西空港にに到着しました。機内からは、屈斜路湖や襟裳岬が真下に見えて最高の眺めでした。そして、大鳴門橋が見えたあとベルトサインが点灯。
旅行って、帰ってきたらまたすぐにどこか行きたくなるんですよね。今度はどこへ行こうかな♪
冬の道東を代表する「タンチョウ、白鳥、流氷」を見たくて決めた旅行。天気に恵まれ、美しい姿を見ることができて嬉しかったです。今度は、じっくりタンチョウを見てみたいな♪


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(完)