たまたま「青春18きっぷ」1回分を入手したら旅行したくなった!
じゃ、夜行快速列車が走っている四国へ行ってみようかなぁ〜
ってことで、愛媛県へ1泊4日の小旅行を楽しんだ♪
(夜行列車、ビジネスホテル、夜行フェリーで1泊ずつ)



ムーンライト松山 ムーンライト松山 いしづち1号
夜行快速「ムーンライト松山」で出発!  わずかにリクライニングする座席だ 松山で乗り継いだ特急「いしづち1号」
宇和島駅 しおかぜ22号 しおかぜ22号車内
ようやく宇和島駅に到着した 岡山〜宇和島を走る特急「しおかぜ22号」はアンパンマン列車!
宇和島城

市の中心部にある海抜約80mの城山に、三重三層の天守閣がある。均整のとれた美しさから別名鶴島城と呼ばれている。築城以来約400年を経て当時のまま現存する天守閣で、江戸時代様式を留める貴重なものだ。
わずか80mとはいえ、石段が続き息が切れかけたころ天守閣に到着した。かわいい天守閣からは宇和島市内や海が望め、景色がとてもよかった!
宇和島城の石段 宇和島城の山里倉庫
天守閣へ続く石段 山里倉庫(郷土館)
宇和島城天守閣 宇和島城天守閣 宇和島城天守閣からの眺め
二の丸跡から見た天守閣 宇和島城天守閣内 天守閣からの眺め
天赦園(てんしゃえん)

七代藩主、伊達宗紀(むねただ)が隠居の場所として建造した池泉廻遊式庭園。天赦園は、伊達政宗が隠居後詠んだ漢詩から採って命名された。書院式茶亭である潜渕館(せんえんかん)は、昭和天皇が皇太子のころ、御座所にあてられたこともあるという。園内には藤、花菖蒲、竹などが多く植えられ、春〜初夏がとくに美しそう!
天赦園 天赦園庭園
天赦園 落ち着いた玄関 美しい池泉回遊式庭園と春雨亭
天赦園庭園 天赦園庭園 書院式茶室の潜渕館
黒竹が美しい 池の周りをゆっくり歩いてみる 書院式茶室の潜渕館
和霊神社(われいじんじゃ)

漁業を中心に広く産業の神として、中四国で崇められている和霊信仰の総本山。祭神は山家清兵衛(やんべせえべえ)。清兵衛は、1620(元和6)年に凶刃に倒れたが、その後この事件に関与した者が相次いで海難や落雷で変死したため、人々は清兵衛の怨霊だと恐れ、その霊を城北の地に祀ったのが始まり。四国指折りの大社は荘厳だ!
和霊神社 和霊神社
石造りでは日本一の大きさの大鳥居 太鼓橋の架かった川を渡って参拝
和霊神社 和霊神社 石垣
すっかり新年を迎える準備が整っていた 高い石垣の上に境内がある
卯之町(うのまち)

西予市宇和町は、平安時代には西園寺家の所領として、江戸時代には宇和島藩の宿場町として繁栄し、幕末には二宮敬作、高野長英などと関わりが深い町。
文明開化とともに蘭学者が多く集まった卯之町は、西日本最古といわれる開明学校や卯之町教会などが、江戸中期から昭和初期の商家が建ち並ぶ中町の町並とうまく調和している。歴史を感じながらゆっくり散策する♪
卯之町の町並み 開明学校
開明学校へ続く小道 明治15年建築の開明学校校舎
卯之町の町並み 卯之町の町並み 卯之町の町並み
卯之町の町並み 卯之町の教会 卯之町の商店街
卯之町駅 卯之町駅 列車車内
駅の待合所に置かれた火鉢 特急が停車する卯之町駅 ローカル列車の車内
旅行日記 その1
年末にどこか行きたいなって思っていたら、「青春18きっぷ」と臨時夜行快速「ムーンライト松山」の指定席が手に入ったので、愛媛県へ行ってみましょう。青春18きっぷは1回あたり2,300円。これを利用すると松山まで3,000円足らずで行くことができる。座席はわずかにリクライニングするだけで、乗り心地はあまり良いとは言えないけれど、とにかく交通費が安いのが魅力!
松山には定刻に到着。一気に宇和島まで足を伸ばすことにした。ただ、普通列車の乗り継ぎが悪いので、しかたなく特急を利用。特急はこの切符では乗れないので、乗車券と特急券をお買いあげ。

このとき、駅の放送で「瀬戸大橋線が強風のため運転を見合わせている」と言っている。たまたま児島駅あたりで目が覚め、車窓を眺めていたら瀬戸大橋を徐行していたけれど、どうやら強風のためだったようだ。始発から運転を見合わせたようで、実にラッキーだった!

宇和島駅に到着し、宇和島城を目指す。宇和島城まで約2キロ。歩いても30分ほどだし、バスの便が良くないのでせっせと歩く。風が強かったが、途中までアーケードの中を歩いたので楽だった。宇和島城の天守閣はこぢんまりしていたけど、見晴らしがとても良かった^^
宇和島城をあとに、伊達博物館を目指したが年末で休館中。あれれ? 年末は29日から休館のハズだけど。。。
続いて天赦園に行ってみる。ここは開いていて良かったぁ! 美しい庭園を散歩したが、この時期は山茶花が少し咲いていただけで、かなり殺風景。観光客もだれも来ない。藤が美しそうだから、GWあたりがいちばんきれいかな。
天赦園を出て駅のほうに向かって歩き、和霊神社へ行ってみる。途中、多田神社(凸凹神堂)などという看板があったのでちょこっと立ち寄ってみた。何かなと思ったら、男女の性器が祀られているようだ。凸凹神堂には性文化財が展示されているらしい。入館料が800円もするしあまり興味もなかったのでパス。
和霊神社の石造りの大鳥居をくぐって境内に入ると、荘厳な社殿があり、すっかりお正月の準備ができていた。

駅に戻ってきたら、5分前に普通列車が出てしまっていた。仕方なく、また特急に乗って卯之町へ。ちょうどお昼になったけれど、卯之町の池田屋というカフェに行きたいので、がまんがまん。
卯之町に到着して、すぐに池田屋に行ってみる。「今日は都合でランチはできないんです」だって。がっくし。。。豫園の点心
近所の喫茶店でカレーを食べて、古い町並みや開明学校などを見学する。静でとってもいい町。今回は列車に乗り遅れたので、散策時間が少なく、あまり見て回れなかった。ぜひまたいつか訪ねてみたい。
卯之町駅の駅舎内に入ると「愛の火鉢」と書かれた火鉢があった。ここで暖をとりながら地元のおばあちゃんと世間話をする。これも旅の楽しみの一つでもある。

卯之町から松山までは、1両編成のワンマン列車に揺られて2時間半。夜行列車の疲れもあって、ずっと居眠りしていたみたい。
松山で、HPでお世話になっているミミさんと久々にご対面。夕食をご一緒していただいて、点心がとても美味しい店「豫園」へ連れて行ってもらった。すっごく美味しかったよ! 食後ふと見ると愛媛県知事夫妻が食べにきていたよ。
MEMO

主な費用はこんな感じでした。ちなみに大阪〜宇和島を新幹線+特急だと12,840円かかります。

青春18きっぷ 2,300円
指定席(大阪−松山) 510円
特急・乗車券(松山−宇和島  いしづち1号) 1,750円
特急・乗車券(宇和島−卯之町  しおかぜ22号) 750円
宇和島城天守閣入場料 200円
天赦園入園料 300円
宿泊料(ターミナルホテル松山) 4,200円
その他(食事、飲み物など)


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