第4日(12/6) サンタクロース村とサンタクロース・エキスプレス
サンタクロース村へ 12月6日はフィンランドの独立記念日のため、ほとんどの店が閉まり、博物館などの公共施設も閉館し、町はひっそりしています。そんな中で頑張って開いているのが”サンタクロース村”。サンタさんは大忙しですね^^ ホテルをゆっくりチェックアウトし、路線バスでサンタ村へ行きましょう。10:10発のバスに乗って、20分くらいで到着です。バスはほぼ満席になりました。 |
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ひっそりしたロバニエミ | 路線バスでサンタ村へ♪ | サンタ村バス停 |
サンタクロース村 サンタクロース村はロバニエミから北へ8kmの北極圏との境の北極線(北緯66°33')にあります。北極圏とは”一年に少なくとも1日以上の白夜と極夜がある地域”だそうです。ショップの中にそのラインがありました。 クリスマス直前の祝日ということで、サンタ村は混雑してるだろうなあと覚悟していたんだけど、意外と空いていて、サンタさんとご対面もすんなりできました。大柄で優しいサンタさんは日本語がとってもお上手なんですよ。「どこから来たの?とか、京都や大阪を知っているよ!」などと、話をしたり握手をしたりして記念撮影をします。希望者は写真のプリントか、写真とご対面ビデオがセットになったUSBメモリを購入できます。写真は購入したUSBメモリに入っていたものです。サンタさんに会うことは無料だけど、自分のカメラでの撮影は禁止なので、ほとんどの人は購入するよね。きっといい儲けになってるだろうな。。。 |
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まずはインフォメーションへ | 各国語で書かれた案内板 | 北極線を表すロープ |
プレゼントがいっぱい! | サンタ村のショップ街 | 北極圏との境界 |
意外に暖かくて−3℃でした | サンタ村の郵便局 | 東京まで7340km |
徐々に暗くなってイルミネーションが輝きました☆ | ||
サンタさんにご対面! | 美しい夕暮れ | |
夜はロバニエミ駅から夜行列車に乗るので時間がたっぷりあります。村内のショップを見て歩いたり、サンタ村から自宅へクリスマスカードを送ったりして、15:30のバスでロバニエミに戻ることにします。 とっても静かなサンタ村でしたが、お昼前にお揃いの防寒着の大きな団体さんがやってきました。大人も子供もめっちゃうるさかったけど、団体さんの滞在時間が短いのはどこの国も同じようで、昼食後はすーっと帰っていかれました。その後は、再び静かなサンタ村に戻りました^^ 14時を過ぎると暗くなっていきます。徐々にライトアップされた建物が浮かび上がり、イルミネーションの輝きが増していきます。とってもロマンチックなサンタ村になりました♪ |
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サンタクロース・エキスプレス 夜行寝台急行「サンタクロース・エキスプレス」で、ムーミン博物館のあるタンペレへ向かいます。個室寝台券は事前に自宅のPCから予約しました。一人あたり104ユーロだったので、運賃+宿泊料と考えればそう高くないでしょ。 18時頃にロバニエミ駅に行き、プリントしてきたeチケットを切符に引き換えてもらおうと窓口で尋ねると、そのチケットのままでよいとのことでした。夕食は駅に併設されているレストランで食べましょう。私はステーキを食べましたが、日本語のメニューがあるし、安くてボリュームがあって美味しかったです。食後はレストランでのんびり列車の到着を待ちました。 窓越しにプラットホームや停車中の列車を眺めたり、無料の無線LANでインターネットに接続したり。そうこうしていると定刻に列車が到着しました。列車は電気機関車が牽引する客車タイプで、寝台車両はすべて2階建てになっています。1階も2階も2段ベッドになっているから、相当な高さがあるんよね。パンタグラフが不要の客車だからできるんだろうな。 キャビンは狭いけれどとても機能的にできています。なんとトイレの奥のレバーを引くと、新たな空間が現れてシャワールームに早替わりします。この発想は素晴らしくて驚きました。ミネラルウォーターやアメニティも揃っているし、ベッドには掛け布団と枕、ラジオや目覚まし時計、パソコン用の電源もあります。列車はめっちゃ快適で、ほとんど揺れることなくぐっすり眠ることができました。 フィンランドへ行かれるならぜひ利用してみてください。2か月前からインターネットでVRのHPから予約・発券ができるよ^^ |
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ロバニエミ駅 | 駅に併設されているレストランで夕食 | |
機能的で快適なキャビン | ||
(5日目へ) |