中国のガイドさん
みんな日本語がすごく上手。いわゆる名誉職で社会的地位も高いんだって。みんな一生懸命やってくれる。
で、胸にぶら下げてるIDカードを見ていると高級、中級、初級とあった。上のクラスへは試験があるのかな?


道路を渡るのがたいへん
交通ルールってあるのかな? 中国は右側通行。右折は赤信号でもでき、しかも車優先だから横断歩道の信号が青でも道路を渡るだけでも大変。特にひどかったのが上海。歩行者も強いもの。車の隙間をぬって渡るし車の割り込みもすごいから、もう滅茶苦茶。
よくも事故が起こらないのかと感心した次第。みんな雑伎団に入ってるのかな(笑)
ここに住むなら命がいくつあっても足らないかも。。。


お約束のショッピング
中国では1日1カ所のショッピングがお約束。ガイドさんの貴重な副収入源だから仕方ないんだけどね。どこの店でも30分くらいで、お茶を入れてくれるので休憩がてらにちょうどいい。お茶を飲んでトイレに行ったりしたらすぐに時間が経ってしまう。お約束とはいえ、これなら十分許せる。


全部で1000円?
どこの観光地に行っても必ず物売りが集まってくる。もちろん相手にしないんだけどね。たいてい売りつけてくるのは扇子かハンカチ。扇子なら4個1000円から始まって、最高32個1000円まで積んでいった。同じ商品を大量に買うはずがない。なんで、これとこれをセットでいくら。といった売り方をしないんだろう?
驚いたのは北京でバスを待っている間。とうとうでっかい鞄をぽんと置いて全部で1000円だって。
何個入ってるんだろう?


中国はライトアップがお好き
上海のイルミネーション、外灘のライトアップは有名なだけあって、ホントうっとりする美しさだった。で、桂林へ移動したらこちらでもライトアップ(写真は撮れなかったけど)。
西安の城門もやってる。北京の天安門もライトアップしてるとか。中国って電気代が安いのかなあ?


ビールもジュースも水も。。。
ツアーということもあり、食事のときの飲み物がその場で現金と引き替え。瓶ビールは最低10元(150円)から最高20元。ソフトドリンクはコーラかスプライトだけ、ウーロン茶、水も10元ほど。ビールもジュースもみんな同じような価格だった。ほとんどのレストランでは最初のグラス1杯は無料で、飲まない我が家には大助かり(笑)


デジカメに興味津々
デジカメで撮影をしていると覗き込む人がたくさん。やっぱり珍しいんだろう。その場で写して見せてやるとみんな感心している。
日本語がわかる人は次々聞いてくる。写した写真をどうするのか、どんなフィルムかなど。そして価格は? ここで3000元くらいと答えるとみんなびっくり!
そりゃそうだよね。なかでも1万円で売ってくれという人がいたのにはびっくりした。こんなの買ってもどうするんだろう?


お土産
今回の旅行でぜひ買いたかったものが2つ。一つは中国の茶器。茶器とはいっても正式なものじゃなく、急須と湯飲みのセットだけどね。こちらは最終のホテルで購入。いろいろ見てきて気に入ったのがなかったり値段が高かったりで諦めていたら、最後に泊まったホテルでお気に入りが見つかった。前夜に2割引と聞いていたので、翌日違う店員がいるところを見計らって4割引まで交渉して購入。ホテルでも値切りができるんだね。
もう一つは掛け軸。故宮内の国営売店でお気に入りをゲット。日本円で1万円で交渉成立。表装だけでも1万円じゃできないからお買い得かな。なんでも有名な人の絵で、証明書まで付けてくれたけど、要するに自分が気に入ったものを納得いく価格で買えたらいいのだと思う。
デパートでは値切りはできないけど、信用のできそうなところでの値切り交渉の目安は半額かな。


インターネット状況
どこのホテルでもビジネスセンターがあって、インターネットに繋がるパソコンが設置してあった。ただし、日本語の表示はできるけれど、日本語の入力ができるパソコンはどこにもなかった。
設置はどのホテルも1台か2台で、先客がいたらもう使うことはできない。また到着が遅く出発が早いこともあって、結局桂林でアクセスできたくらい。ホテルが街から離れていたのでネットカフェを探すこともできなかった。
中国のIT化はまだこれからって感じ。


いろんな飛行機
今回の旅行では5回飛行機に乗ったが全部違う機種。これもまた楽しい。
関空〜上海 日本航空 MD11 国際線だから?かなりゆったりしていてよかった
上海〜桂林 上海航空 B757  機内食にびっくり!
桂林〜西安 中国西北航空 A320 今回では一番小さい飛行機。非常口の席だったので足下ゆったり
西安〜北京 中国西北航空 A300−600R 座席が窮屈だった
北京〜関空 日本航空 DC10 日本海や瀬戸内海の海岸線がきれいに見えた
どこともセキュリティチェックが厳しい。上海の空港では靴を脱がされ、靴のX先検査にはびっくり!


写真撮影はOK
ほとんどのところが撮影可能。博物館やお寺の仏像も。日本ではたいてい撮影禁止なんだけど、ちょいと違った感覚かな。
西安の兵馬俑坑は撮影禁止と聞いていたが黙認状態。入口にもカメラ禁止マークはなかったしね。


トイレ事情
聞いていたのが中国のトイレ事情。ところが期待に添わずどこもれいだった。唯一周庄のレストランのトイレだけドアがなかった。もっとも鍵がかからないトイレは多かったらしい。いわゆるニーハオ・トイレに出会わなかったのは残念(笑)
もっともツアーだから無難なところへ連れて行くんだろうけど。。。


周遊旅行
今まで南の島しか行ったことがなかったが、今回初めて周遊の旅行。これまた初めて添乗員さんがついた旅行だ。旅行中のお世話はすべてやってくれるのですごく楽だけど、融通が利かないのも事実。ここで少しくらい自由時間が欲しいなと思っても、団体行動だからそれもできない。安全に旅行を遂行しなくてはいけないんだから仕方ないけど。途中で別行動を取った人がいたけど、そのときは事故があっても知らないよという書類にサインさせられていたっけ。言い換えれば添乗員の仕事って大変だなあと思った。
ホントお世話になりました。おかげで楽しい旅行ができました。
機会があれば今度はフリーで回ってみたいな。


京都が人気
日本人がよく行く店の店員は日本語がお上手。買い物ついでにいろいろ聞いてみた。日本にあこがれてる人が多い。日本語の勉強をするんだから当然かな。日本に行ってみたいという人もたくさん。中でも人気の的は京都のようだ。


中国人はせっかち?
北京以外の都市では、道路を渡るときに信号待ちをしてる人はほとんどいない。みんな上手く車の隙間をすり抜けていく。道路を渡るときは絶対について渡らないと永遠にれないかも。
それと食べるのがすごく速い。列車で一緒になった中国人は、のどが詰まらないかと思うくらい一気に食べていた。すぐに降りるからじゃないんだよ。食べ終わったら、あっちこっちをキョロキョロ、落ち着きのないヤツだった。
ホテルの朝食もそうだった。まだ口の中にあるのに皿が空になったらさっと下げてしまう。忙しいのなんの。ゆっくり食べたければ、皿に少しだけでも料理を残しておかないといけない。


とにかく広い
どこへ行っても広いし建物がでかい。それだけに建物の中だけでも結構歩く。上海と西安の2カ所の博物館に行ったが、これもすごく大きかった。ゆっくり観ていたら何時間あっても足らないだろうな。
広さといえば天安門広場と、故宮博物院。1時間ほどで直線的に歩いたが、じっくり観ていけば半日では足らないだろう。
万里の長城もすごい。宇宙から見える唯一の建造物っていうけど、まさにそのとおり。当時の権力の大きさはすごかったんだろうな。
中国、そのスケールの大きさはただ者じゃない!!


無愛想?
イタリア人は喧しい、フランス人は身勝手、ドイツ人は生真面目、韓国人は人のいうことを聞かない、中国人は無愛想。。。その点日本人は扱いやすいと思う。たしかに中国人は無愛想に思えた。
出入国を例にとっても、関空ではチェックインのときのお姉さんはニコニコしていたし、出国審査官も気を付けてと言ってくれた。
上海の入国審査は、無造作にパスポートにスタンプを押して放り投げるようにテーブルに置いた。もっともも話しかけられるより良いけど。店では商売熱心だが、買わないとわかると知らんふりってことが多かった。


トロリーバスが健在
上海や北京などの都市部ではトロリーバスが健在だ。日本では見かけなくなったが、クリーンで良い乗り物なんだけどなあ。
中国のバスはまだまだ冷房車は少ないようだ。バスは1乗車1元。で、上海では冷房車には路線路線番号とともに「*」がついている。冷房車は2元だって。因みに冷房の必要ない冬でも2元なんだって。