−かぼちゃ供養とだるま達 縁起いいね−


安楽寺(あんらくじ)

法然上人は、約800年前、建永の法難の際に打ち首の刑に処された両上人の菩提を弔い、またその非業の死を後の世に伝えるため、山号寺号を「住蓮山安楽寺」としたお寺を建立し、1681(延宝9)年に現在地に本堂が移された。
春のツツジ・サツキ、秋の紅葉がとくに美しい。また、7月25日には「カボチャ供養」が行われる。

春の安楽寺はこちら
山門(マウスを重ねてね) 美しい庭園と本堂
参拝者にかぼちゃが振る舞われる 瓢箪型の鹿ヶ谷かぼちゃ NHKさんが取材中です
かまどで煮るとすごく美味しい 出番を待つかぼちゃ 秘蔵の掛け軸が公開される
法輪寺(ほうりんじ)

臨済宗妙心寺派の名刹で、通称「だるま寺」として親しまれている。1718(享保13)年、万海慈源和尚が創建した。市街地にありながら、5千平方メートルの境内に創建当初の姿を残す本堂を中心に諸堂が建つ。起き上がり達磨堂には、だるまがぎっしり安置されている。
毎年節分には数万人の参詣者でにぎわい、境内はだるまで埋まるという。
シーズンオフのため、誰もいない境内に美しい芙蓉が咲き始めていた。
法輪寺山門 お堂の中はだるまがぎっしり
たくさんのだるまに囲まれて♪ 庭園も美しかった 芙蓉が咲き出していた
等持院(とうじいん)

1341(暦応2)年、足利尊氏が建立した足利氏の菩提寺。初代尊氏から15代義昭までの木像(5、10代を除く)を安置している。衣笠山を借景とした庭園は夢窓国師の作と伝えられている。「心」の文字を形どった心字池と、芙蓉の花を形どった庭園から構成されている。
庭園のさるすべりが美しく咲いていた。

春の等持院(有楽椿)はこちら
さるすべりの花と本堂 方丈南側の庭園
さるすべりが美しく咲いていた 夢窓国師作といわれる庭園庭園 落ち着いた雰囲気の清漣亭
アクセス

安楽寺  市バス「真如堂前」下車、徒歩10分。 拝観料400円 9:30〜16:30(春・秋・かぼちゃ供養の日に特別公開)
法輪寺  市バス「西の京円町」下車、徒歩5分。  拝観料300円  9:00〜17:00
等持院  京福電鉄「等持院」下車、徒歩8分。  拝観500円  8:00〜17:00