職場の仲間とその家族の6人で、2泊3日の台湾旅行を楽しみました
ジェットスターアジア航空が、大阪~台北~シンガポール路線を開設しました
航空運賃が安く、気軽に行くことができて、安全で美味しい国です☆




関西国際空港→台北桃園国際空港→台北駅→士林夜市

関西空港を17:00(定刻)に出発し、台北にもほぼ定刻(18:40)に到着しました。入国手続きもスムーズで、預ける荷物もないのであっという間に入国しました。到着ロビーに出ると、市内へのバス会社のカウンターが並んでいます。ここで、台北駅行きの切符を購入し、バスに乗り込むとすぐに発車しました。高速道路経由で約1時間、片道NT$125(375円)でした。台湾の交通費は安いね^^

ホテルは台北駅前の”台北凱撒大飯店”を予約しました。到着が夜になることや夜市にも行きたいことから、アクセスを重視しました。旧ヒルトンとのことで、建物は古かったけど快適でした。さらに嬉しいことに、2部屋だけアップグレードしてくれました。3部屋分は空いてないとのことで、幹事の私は我慢しました。ただし、翌日はアップグレードしてくれるとのことでラッキーでした。その部屋は、スイートルームで、8,000円の最安値の部屋を予約したけれど、なんと45,000円の部屋にアップでした^^

チェックインしてすぐ士林夜市へ行きます。MRTの窓口で”悠遊カード”を購入します。スイカやイコカのようなプリペイドカードで、電車やバスに乗れて割引もあります。余ったら払い戻しもしてくれる便利なカードです。MRTの剣潭駅で下車すると目の前が夜市です。写真は帰りに駅のホームから写したので人が少ないけど、到着時はものすごい人でした!
台湾風お好み焼きやワンタンスープを食べました。甘~くてこれがお好み焼き?って味でイマイチでしたが、ワンタンスープはとても美味しかったです^^
士林夜市最寄りの剣潭駅 士林夜市(駅のホームから) 食べ物に店がぎっしり
巨大ソーセージ 美味しそうでしょう! ワンタン屋さん
台湾風お好み焼き ワンタンスープ アップグレードされた部屋
台北駅→圓山駅→忠烈祠

2日目は朝から晩まで観光を楽しみます。
9:00から行われる”忠烈祠”の衛兵交代式を見に行きます。MRTで圓山駅に行きバスに乗り換えます。ところが忠烈祠へ行くバスがありません。路線が変わったのでしょうか? 近くの店で聞いたら、わざわざバス停まできて見てくれたんだけどわからないとのこと。交通整理をしていた警官に聞いてもわからず、歩くかタクシーに乗りなさいとのこと。仕方なくタクシーを利用しましたが、台湾の人ってとっても親切でした^^

忠烈祠とは政府が殉職した烈士を追悼するところです。1945年の第二次世界大戦終戦後に、植民地時代の日本の神道信仰の痕跡をなくすため名称を”護国神社”から”忠烈祠”に改めました。現在の忠烈祠は1969年に故宮の大和殿を模して建設されました。
9時が近づくと、どんどん観光バスがきてすごい人が集まりました。背筋をピンと伸ばし、身動きも瞬きもしない衛兵はピリピリした空気を感じます。交代に向かう衛兵全員がきびきびした動きで軍靴をガチャン、ガチャンと鳴らしながら歩くさまはカッコいいよ!
忠烈祠の大門 微動すらしない衛兵
大殿へ交代に向かいます 大殿の中央での交代式 交代が終わると参拝できます
かっこいいパフォーマンス 大門の交代で儀式が終了します
忠烈祠→士林駅→故宮博物院

桃バス停に行くと事前に調べておいた故宮博物院行きの直通バスがありません。そこで士林駅までバスに乗って、さらに故宮行きに乗り換えることにします。バスを待っていると、おばあちゃんが盛んに話しかけてきました。どのバスが便利だとか、自分は日本語を習ったとか。久々に日本人との会話を楽しんでいるようでした。ところがバスがまったく来ません。仕方なくタクシーで士林駅に行き、バスに乗り換えました。台湾のバスはサンタさんが運転してました(笑)

故宮博物院は、ルーヴル美術館、メトロポリタン美術館、エルミタージュ美術館とともに世界4大博物館の一つ。67万点といわれる収蔵品を誇ります。常設されているのは約6000~8000点だそうなので恐ろしい数の収蔵品ですね。角煮そっくりな肉形石、白菜やキリギリスを施した翠玉白菜、精巧緻密な工芸品など、何時間あっても足らない博物館です。
天下為公アーチ 正面広場からみる故宮博物院
運転手がサンタさん 安くて便利なMRT ランチはラーメンと炒飯
故宮博物院→士林駅→忠孝復興駅→九ふん

MRTを乗り継いで、鼎泰豊の小籠包を食べに行きます。ところが、すごい行列で入店に80分待ちだと言われました。空きっ腹にそんなには待てないよ。諦めてフードコートでラーメンと炒飯を食べました。

九ふんへは、忠孝復興駅前から路線バスで1時間ほどです。9戸しか家がないことが地名の由来になった小さな村が、19世紀末に金鉱が発見されると、ゴールドラッシュで人口は一気に数万人に増加しました。やがて金が掘り尽くされると寂れてしまいますが、映画「悲情城市」のロケ地として再び脚光を浴びました。往時の豪邸を茶芸館として使われるなど、台湾のレトロが凝縮されたノスタルジックな町を歩きました。台北市内は晴れていましたが、山間の九ふんは曇っています。霞んだ基隆の港や斜面にへばりつく住宅などいい感じです♪
坑道の入り口や階段の風景を見ると、宮崎駿監督のアニメ「千と千尋の神隠し」のモデルになった地だと気づくでしょ。この付近を歩いてるのはほとんどが日本人。台湾(地元)の人は商店街しか興味なさそうでした。

「阿妹茶樓」という眺めの良い茶芸館で、台湾のお茶を楽しみましょう。この茶芸館が映画「悲情城市」の舞台になったそうです。店内にはレトロなインテリアが置かれています。ここではゆったりした時間が流れています。テラスで凍頂烏龍茶を注文し、お茶の良い香りとノスタルジックな雰囲気を味わいました^^
暗くなるとツアーの観光客は一気に帰っていきます。ちょうちんが灯り落ち着いた風情の雰囲気を楽しめました♪

台北への帰りは、バスで瑞芳駅に行き、台鉄の列車に乗り換えます。直通バスで来たので、帰りは列車にしました。列車は満席で1時間ほど立ち席でした。台北駅には9時前に到着し、駅構内のレストランで夕食としました。小籠包が美味しかったよ。よく食べてよく歩いた一日でした^^
霞んだ基隆の港 金鉱博物館 五番坑公園
崖にへばりつくように建つ住宅 見晴らしの良いテラス 台湾茶を楽しみます
「千と千尋の神隠し」のモデルになったといわれる雰囲気の良い階段風景
暗くなりちょうちんに灯りが入るとすごくいい雰囲気に!
狭いアーケードに店がひしめき合います 凍頂烏龍茶をいただきました
削ったピーナッツのクレープ 九ふん名物の芋圓を作っています
芋圓(芋の団子のぜんざい風味) 魚丸(スープにすると美味) タロイモと里芋の揚げ物
巨大な杏仁豆腐 これはわからなかった? 名物おばさんのソーセージ
瑞芳駅のプラットホーム 台鉄の特急列車(自強号) 夕食は台湾料理
台北駅→中正祈念堂→台北駅→台北桃園国際空港→関西国際空港

スターバックスで軽く朝食のあと、中正祈念堂へ出かけてみました。中正紀念堂は中華民国の初代総統である蔣介石を顕彰し1980年に竣工しました。中正紀念堂の敷地面積は25万平方メートルもあり、大半は公園として開放されています。早朝の公園ではおばちゃんたちが体操をしていました。
中正祈念堂の本堂の屋根は八角形をしています。これは、北京の天壇を模して造られ、「忠、孝、仁、愛、信、義、和、平」の八徳を象徴しています。その他にもいろいろテーマがあるようです。

ホテルに戻ってチェックアウトし、9時過ぎのバスで空港へ向かいました。私は一番前の座席で車窓の景色を楽しんでいたら、高速道路が事故渋滞しています。バスは手前のICで降りて一般道を走りましたが、運転手は道路をあまり知らない様子で、ちょっぴり不安でした。無事についたからいいけど。。。

今回利用したジェットスターアジア航空は、一切の機内サービスはありません。水でさえ有料です。ミネラルウオーターを買って持ち込んだけど、持ち込んでは行けないようですね。そこまで細かなことは言われませんでした。機内食ももちろん有料です。時間があれば空港で食べますが、今回は時間がなく機内で食べることにし、インディアンカレーを注文しました。(8シンガポールドル=約500円)全然美味しくなかったです。トホホ
飛行機は定刻(12:30)に出発し、定刻より10分ほど早く関空に到着しました。短い日程でしたが、楽しい旅行でした^^
早朝の中正祈念堂 鯉の餌の自販機
国家音楽庁 体操するおばちゃんたち 美味しそうな果物
空港と台北駅を結ぶリムジンバス ジェットスター航空の機内 美味しくなかったカレー
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