街道を行く 〜鯖街道〜



「京は遠ても十八里♪」 若狭湾で捕れた鯖を一晩寝ずに京へ運ぶと
ちょうどよい味になったといいます。 それじゃ、くいしんぼうの私は、
若狭で新鮮な鯖を食べて、鯖街道をドライブしてみようとなりました♪




葛まんじゅう 葛まんじゅう
地下30mから湧き出る冷水で冷やしていた。注文すると、すくって器に移してくれる。ほんのりした甘みとつるんとした喉ごしが最高^^
伊勢屋にて)
葛まんじゅう
焼き鯖 鯖街道の起点「小浜」
脂ののった鯖を串に刺した焼き鯖、焼き鯖寿司、鯖寿司が絶品!
若狭フィッシャーマンズワーフにて)
鯖寿司
若狭神宮寺

714(和銅7)創建の若狭神願寺が、鎌倉時代に改称された。若狭神宮寺は、奈良二月堂への「お水送り」の寺。3月2日に本堂の左に涌き出る閼伽水を竹筒に汲み、ここから2kmほど離れた遠敷川(おにゅう)上流の白石の「鵜の瀬」に注ぐ「お水送り」が行われる。鵜に導かれ、10日後の3月13日未明に奈良・二月堂の若狭井に届き、お水取りが行われる。壮大なロマンだね♪
若狭神宮寺 若狭神宮寺
本堂と美しい新緑
若狭神宮寺の境内 若狭神宮寺の閼伽水 石仏たち
境内の大きな木の横に湧く閼伽水(美味しいよ) 寄り添う石仏たち
鵜の瀬

3月2日、神宮寺境内の大護摩から松明にもらい受けた火を手に、約2km南の鵜の瀬まで三千人を超える松明行列が続く。ここで、奈良・東大寺二月堂へ水を送る神事「お水送り」が行われる。流れの速い瀬がとても美しかった。
鵜の瀬 鵜の瀬 鵜の瀬
美しい景観の鵜の瀬 鵜の瀬には小さな祠があった 奈良東大寺御開山良弁僧正生誕地
明通寺

806(大同元)年、征夷大将軍坂上田村麻呂公が、蝦夷征伐に際して犠牲者慰霊のために創建したと伝えられる古刹。鎌倉時代建立の本堂と三重塔が国宝に指定されている。仁王門をくぐり、石段を登ると、本堂と美しい三重塔が見えてくる。ていねいに説明され、とても雰囲気のいいお寺だった。
明通寺の仁王門 明通寺の本堂
明通寺の三重塔 明通寺の庭園 明通寺のカヤの木
国宝の本堂と三重塔 新緑が美しい庭園 樹齢500年のカヤの巨木
熊川宿

大陸文化の玄関としての小浜から日笠、熊川、朽木、大原を経て京都への若狭街道。いつしか鯖街道とも名付けられた中継地点の熊川。浅野長吉が 小浜城主になったときに、交通・軍事の要衝として、熊川に諸役免除の布告を発し、江戸時代を通じて近江国境に接する宿場町として大いに繁栄した。歴史を感じさせる町並みの散策が楽しかった。
熊川宿 熊川葛の店
熊川宿西入口の案内板 透明感と弾力がある熊川葛
熊川宿の町並み 熊川宿の町並み 熊川宿の町並み
古い宿場町の町並みが保存されている熊川宿
熊川番所 白石神社 松木神社
熊川番所(入場料50円だが丸見え) 熊川地区の氏神の白石神社 桜と紅葉の名所の松木神社
資料館 いも洗い器 権現神社
熊川村役場だった建物の資料館 急流を利用した「いも洗い器」 権現神社
朽木宿(朽木陣屋跡)

東西150m南北300mを有する朽木陣屋跡。明治維新とともに全ての建物が取り壊され、その後もたび重なる、土地の改変にあって遺構の大半を消失してしまった。現在は、郷土資料館と移築された民家との調和のとれた「史跡公園」となっている。
朽木陣屋跡 朽木陣屋跡 朽木郷土資料館
移築された民家とその内部 膨大な展示の郷土資料館
アクセス

若狭神宮寺  JR小浜駅下車、レンタサイクルが便利  拝観 400円  9:00〜17:00  無料駐車場あり
明通寺  JR東小浜駅下車、レンタサイクルが便利  拝観 400円  9:00〜17:00  無料駐車場あり
熊川宿  JR上中駅下車、バス10分  無料駐車場あり
朽木宿  JR安曇川駅下車、バス30分  入館無料  無料駐車場あり
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