大和ミュージアムと鞆の浦




音戸の瀬戸

平清盛が巌島神社に至るために切り開いたと伝えられています。本州と倉橋島との海峡で、わずか90mと狭く、潮の流れが速いため航海の難所としても知られています。
ここに昭和36年、真っ赤な音戸大橋が架けられました。くるくるっとループしながら上っていって、とっても眺めがよかったです。公園はツツジがたくさん植えられていました。満開になると最高にきれいだろうな♪
音戸の瀬戸と音戸大橋
大和ミュージアム

戦艦大和が造られた呉に建つ「大和ミュージアム」。ここでは呉の歴史や、造船、製鋼などの科学技術が紹介されてとても興味深かったよ。でーんと展示されている10分の1の戦艦大和は、大きくてリアルで迫力がありました。零式艦上戦闘機62型や、人間魚雷”回天”などの展示には考えさせられ、何時間いても足りないぐらいでした。
大和ミュージアムのモニュメント 10分の1の戦艦大和 零式艦上戦闘機や人間魚雷
尾道ラーメン 呉で食べた広島焼き 鞆の浦で食べた海鮮丼
鞆の浦(とものうら)

瀬戸内海のほぼ中央に位置する鞆の浦。この付近で潮の干満により潮流の逆転現象が起こります。その潮の出会いと別れが起こる天然の良港が鞆の浦です。船が風と潮の流れを利用していた時代は潮の流れに乗って航海をします。そこで潮の流れが変るのを待つことを「潮待ち」といいました。潮の満ち引きを待つ船が集まり、二千年に渡って鞆の浦を繁栄させました。

市営渡船に乗って向かいに浮かぶ「仙酔島」に渡ります。船の名前は”平成いろは丸”。海援隊の気分です(笑)
仙酔島瀬戸内海に浮かぶ小島で、国民宿舎やキャンプ場、海水浴場があります。この島はどことなく懐かしく温かな空気が流れています。遊歩道を歩いて、島から鞆の浦を眺めてみました。とても美しい景色でした^^
市営渡船 ”平成いろは丸” 弁天島(手前)と仙酔島(奥) 仙酔島からの眺め
鞆の浦は歴史的な町並みが保存されています。高台の”医王寺”から鞆港を眺めてみます。鞆の浦は坂と石段の町。なるほどポニョの舞台なんだなって感じました^^
鞆の浦の町並み 医王寺境内から眺める鞆の浦港
鞆の浦の港は”鞆港”と呼ばれています。この常夜燈は、船の出入りを誘導し“海上闇夜東西を失ひし時”の燈台で、高さ5.5m、基礎石は3.6mです。竿柱の南面に「金毘羅大権現」北面に「当所祇園宮」の石額を掲げられています。港と常夜燈っていい雰囲気ですね^^
鞆の浦では2月〜3月に”鞆・町並ひな祭り”が開催され、町中が雛人形一色に彩られます。ほっこりする人形もありました^^
蔵が立ち並ぶ”太田家住宅”のひな人形
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