四国の旅'04




五稜郭跡

5つの稜が星形に突き出ているため五稜郭といわれる。幕府は開港地となった箱館を直接治めるために箱館奉行を設置して、蝦夷地の防備強化のために建設した。箱館諸術調所で洋学の教授を務めていた武田斐三郎が、フランス軍艦の士官から西洋式築城術の指導を受けて、ヨーロッパで発達した城郭都市をモデルに設計した。五稜郭は藩主の居城ではなく、幕府の蝦夷地統治を行う箱館奉行所を防備する要塞なのだ。内部には奉行所庁舎の他、奉行の役宅、役人の長屋などが建っていた。
五稜郭跡 五稜郭跡
高さ60mの五稜郭タワーから美しい星形が見える
五稜郭跡 五稜郭跡 土方俊三の像
のんびり散歩する 五稜郭にあった大砲 駐車場に立つ土方歳三の銅像
トラピスチヌ修道院

1898(明治31)年に創建された日本最初のカトリック厳律シトー会の女子修道院。院内では現在も修道女たちが戒律に忠実に敬虔な毎日を送っているため、内部の見学はできない。聖ミカエル像がある前庭や外観、修道院の歴史を紹介する見学資料展示室は見学できる。売店では手造りのロザリオや菓子が販売されている。前庭からは函館山や津軽海峡を眺めることができる。
トラピスチヌ修道院 トラピスチヌ修道院 トラピスチヌ修道院
明治館 明治館

1911(明治44)年、郵便局として建てられた赤レンガ造りの建物をほぼ原型のまま利用して、カフェやガラス工房、世界のオルゴール回廊などが入ったショッピングモール。シンメトリーの外観や、天井まで吹き抜けになった館内はとってもいい雰囲気♪
明治館
赤レンガ倉庫群とウオーターフロント

函館港に面した赤レンガ倉庫群や、ショッピングモールが建ち並んでいる。その他にも旧桟橋、観光遊覧船など見どころがいっぱい。赤レンガ倉庫を改築したレストランや喫茶店もある。「はこだてクリスマスファンタジー」が行われていて、クリスマスムードに包まれていた。
赤レンガ倉庫群のイルミネーション 赤レンガ倉庫群のイルミネーション 赤レンガ倉庫群のイルミネーション
夜景 函館の夜景

世界三大夜景のひとつ
美しい夜景にうっとり♪
市電
函館市電

こぢんまりした市内観光は
市電に揺られてのーんびり♪
夕食 バスラーメン ホッケ
ホテルの夕食はイマイチ バスラーメンは函館新名物? 朝市近くで食べたホッケが美味い
函館朝市

JR函館駅のすぐ近く。13000坪もの広大な敷地に300店舗以上の小さな店が、早朝5時頃から新鮮なカニ、魚、貝類、野菜、乾物、衣類などを売りさばいている。あいにくの雨降りで客が少なかったが、威勢のいい声が響いていた。
函館朝市 函館朝市
元町界隈をぶらり

江戸時代から函館奉行所が置かれ、行政の中心であった元町地区。函館港と函館山の間に位置し、石畳の坂道が何本も続く。周辺には明治期に建てられた洋風建築の建物が点在し、異国情緒あふれる場所となっている。あいにく雨模様となったが、ゆっくり歩いて異国情緒を味わってみたいな♪
旧イギリス領事館 旧北海道庁函館市庁舎 函館ハリストス正教会
旧イギリス領事館 旧北海道庁函館市庁舎と旧公会堂 函館ハリストス正教会
旅行日記
 04年の職場の親睦旅行ははじめての函館。海の幸が美味しいだろうな〜って、わくわくしていたら超緊縮予算で食事は期待できないとのこと。がーん!  んじゃ、夜食のラーメンや朝市で美味しいものを食べるしかないかな。
 出発日近くなって、天気予報は最悪。幹事が雨男とのことで諦めてはいたけどね。結局、土曜日は曇り空ながら雨に遭うことなく、素晴らしい函館の夜景も眺めることができて大満足。夕食はお世辞にも美味しいとは言えないけど、夜食に食べたバスラーメンは美味しかったよん^^ このバスラーメン、屋台ならぬバスの中でいただく函館の新名物とか。暖房が効いていてさすが北海道! と感じた。
 朝起きて天気予報を見たら大荒れで、とくに関東はものすごい強風という。帰れるかどうか不安もあったが、それほどの強風ではないので、朝市と元町界隈を歩いてみることにする。元町では異国情緒を感じつつもずぶ濡れ。これ以上濡れては大変と早々と市電で駅前まで戻ってきた。朝市ではホッケ定食を食べる。身が厚く脂がのって最高に美味かった!
 幸い飛行機は30分ほどの遅れで無事離陸。大きな揺れもなく関西空港へ帰って来れた。羽田行きは2時間以上遅れたうえに、函館空港が閉鎖され欠航になったとか。もし関空行きが2時間ほど遅れていたら。。。なんと運がついていたのだろう!(完)
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