東大寺

だれもが大きさに圧倒される「奈良の大仏さん」は、世界遺産に登録された東大寺の本尊で、正式名は盧舎那仏。
728年、聖武天皇が皇太子供養のため建立した金鐘寺が東大寺の始まり。
現在の伽藍は1709年に再建されたものである。
像高(座高)は14.98mもある。大仏殿には穴のあいた柱がある。大仏さんの鼻の穴と同じ大きさなんだって。この穴をくぐり抜けると幸せになるという。
東大寺 大仏殿
後方は奈良市街地
三月堂
カメラを構えるとポーズをとる鹿
お水取りで知られる 二月堂
3月に行われるお水取りが関西に春を呼ぶ♪
若草山

芝生で覆われた標高342mのなだらかな山。山が3つ重なったような形をしている。
山頂へはハイキングコースがあり、30分ほどで登ることができる。
若草山は毎年成人の日の前日に「山焼き」が行われる。山焼きの由来は春日大社・興福寺と東大寺との境界争いから奈良奉行が仲裁し、山を焼いたのが始まりという。そのほかにもいろいろな説がある。
なお開山は、春3/21〜6/15、秋9/10〜11/25の期間だけだ。
若草山の芝生斜面
東大寺や奈良市街地が望める♪
若草山 ハイキングコース
もうすぐ頂上だ!
春日大社

世界遺産に登録されている。710年、藤原氏の氏社として創建され、平安後期には官社となったた。朱塗の回廊が春日山麓の緑の木立に映え、軒に下がる釣燈篭や桧皮葺の社殿などが典雅な趣を醸し出している。
節分と盆に行われる万灯籠は幽玄だ。
境内には「神苑(万葉植物園)」などもあり、万葉集に歌われた植物、約270種類が植えられている。
春日大社
左 : 釣燈篭  右 : 結婚式や七五三で賑わっていた
新薬師寺

747年、勅願により光明皇后により建立された。新薬師寺の「新」は「あたしい」ではなく「あらたかな」という意味だ。
その後、落雷により現本堂を残して焼失した。
境内には萩が生い茂る。初秋、萩の咲くころはとりわけ美しいだろうな♪
本堂 周囲には萩がいっぱい さね葛が美しかった
志賀直哉旧居

1928年、志賀直哉が自ら設計し、京都の山科から居を移した。
奈良の古い文化財や自然の中で、自らの仕事を深めていきたいという希望からという。

この付近は、新薬師寺、白毫寺、写真美術館などがあり、落ち着いた雰囲気だ。

春日大社から、志賀邸を経て新薬師寺まで、樹木が生い茂る「ささやきの小径」という素敵な小径が続いている。ムードいいですよ♪
志賀邸の書斎 土塀が続く道
ささやきの小径(春日大社〜新薬師寺)
素敵な小径でしょ!
秋の味覚 柿!
柿は大好物です(^^ゞ
庭園茶屋
春日大社参道にある
ライトアップ

「ライトアッププロムナード・なら」に行ってきた。毎年7月〜10月に行われるという。
奈良公園周辺の寺社などがライトアップされ、古都の夜に幻想的に浮かび上がる。ムードは最高♪
ぜひ見に行ってくださいね(*^_^*)


左上 東大寺大仏殿
左下 猿沢池・興福寺五重塔
右上 浮見堂(鷺池)
右下 国立博物館(シルエットは鹿です)