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當麻町 當麻町は奈良県の西北部、北葛城郡の西南部に位置し、金剛生駒紀泉国定公園の中程にあり、美しい姿の二上山の麓に位置する閑静な町。 起源は遠く奈良時代から白鳳文化の発祥の地としてひらけ、飛鳥の都から難波に通じる竹内街道が官道第1号として開通したと日本書紀に記されている。 二上山を背景に建立された當麻寺を中心に見所も多い。 |
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バックの山は二上山(にじょうざん) | 石光寺から當麻寺への路 | |
石光寺(せっこうじ) 天智天皇の時代、光を放つ土地があるので掘ったところ、光かがやく弥勒三尊の石像が出てきた。そこで勅願により、役小角(えんのおづぬ)が堂宇を建立、石光寺と称したのが起こりという。 中将姫ゆかりの寺で、境内に蓮糸曼荼羅の糸を染めたという染の井があり、寺名は別称染寺(そめでら)という。 寺は當麻寺と同じくぼたんの名所として知られ、500種、4000本の春牡丹が咲き競う。 また、真冬に咲く寒牡丹も有名だ。 |
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石光寺の牡丹 | ||
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境内は艶やかな牡丹の香りに包まれていた | ||
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アクセス 奈良県西北部、金剛・葛城山系の麓に位置している。近鉄南大阪線、国道24号線で。 石光寺へは近鉄南大阪線「二上神社口」で下車。徒歩10分くらい。 當麻寺へは「当麻寺」で下車。徒歩15分くらい。 両寺は1.5kmくらい離れている。ぶらぶらと散策するのにちょうど良い。 どちらも駐車場はあるが、シーズン中は相当混雑すると思われます。 |
ハナミズキが満開 | 芍薬も咲いていた | |
當麻寺(たいまでら) 伽藍西端に建つ本堂。曼荼羅堂とも言われている。本瓦葺きで高い基檀上に建てられ、周囲に回縁をめぐらしている。建立年代は平安末期の1161年とされているが、古くからあった堂を再利用して永暦年間に現在の形にしたものと推定される。 境内には、東西両塔が創建当時のまま揃ってそびえ立ち、由緒ある仏像や建造物など、数多くの国宝重要文化財を包蔵し、文化財の宝庫としてその名を知られている。 また、牡丹、石楠花でも有名だ。 |
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當麻寺の西塔・東塔 | 當麻寺の牡丹 | |
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観光客が少なくの〜んびり | 當麻寺西南院の庭園では石楠花が見事に咲き誇っていた | |
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當麻寺奥院 | 山吹の黄色が鮮やか | 鐘楼と八重桜 |
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