大和路の春 2009



Part 2  満開の桜が美しい雨のオフ会
(法隆寺、春日大社、氷室神社、元興寺)
(2009.4.4 訪問)

法隆寺

第一陣は午前中に法隆寺へ行きました。
聖徳宗の総本山で、607年(推古15年)に建立されました。推古天皇と聖徳太子が用明天皇の病を治すために、薬師像を祀る斑鳩寺(現法隆寺)の建築を進めたことが始まりとされています。広々とした境内には、金堂や五重塔など現存する木造建築では世界最古といわれる建造物が多数あります。
石仏もやさしいお顔ですね 右の椿が散り椿です
金堂と五重塔 五重塔は存在感があるね 聖徳太子が祀られた夢殿
春日大社

お昼前に第二陣と合流して春日大社へ行きましょう。
710年に藤原氏の氏社として創建され、平安後期には官社となりました。朱塗りの回廊が春日山麓の緑の木立に映え、軒に下がる釣燈篭や桧皮葺の社殿などが典雅な趣を醸し出しています。拝殿前には「砂ずりの藤」があり、春に美しい花を咲かせてくれます。節分と盆に行われる万灯籠は幽玄でいいよ♪
まず手と口を清めます 拝殿入り口のしだれ桜が満開でした
ランチは奈良名物の「茶粥」 毛繕いをしてあげる鹿 中国茶カフェでまったり
氷室神社

国立奈良博物館のまん前に位置する神社で、氷の神様が祀られた珍しい神社です。平城遷都にともない春日山のふもとにも氷室をつくり、氷の神を祭ったのが始まりとされています。普段はひっそりした神社ですが、枝垂れ桜が咲くころはものすごい人で賑わいます。この日は雨で人が少なかったけど、満開で見応えがありました。
氷室神社のしだれ桜は、奈良で一番早く咲く桜です
ならまち格子の家と
元興寺


興福寺から500mほど南で、元興寺の旧境内を中心とした一帯を「ならまち」と呼んでいます。江戸時代末から明治時代にかけての町家の面影を今に伝えています。まるで迷路のような小道に伝統的な格子の家が軒を並べています。
ならまち格子の家は、当時の家屋を再現したもので、自由に入ってみることができます。
ならまち格子の家の内部
元興寺の境内は、雨で足元が悪かったけど、濡れた石仏など落ち着いた風景がすてきでした^^
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