北琵琶湖

琵琶湖の北端で、歴史・文化・自然などの好スポットがたくさんあります。
冬場には多くの水鳥が飛来し、長浜の盆梅展が開催されることなどから、「冬の北びわこ周遊観光キャンペーン」を繰り広げられ、多くの観光客で賑わっています。
このキャンペーンでは、2月にJRが4日間SL(C56型機関車:指定席料510円)を運転し、周遊スポット巡回バス(1日乗車券300円)が主要観光スポットを走っています。
今回はSLに乗車、琵琶湖の水鳥を眺め、長浜の盆梅展を鑑賞してきました。
冬場には珍しく、日中は素晴らしい青空が広がりました(^O^)
SL北びわこ号(米原〜木ノ本間を3便運転)
期間限定の臨時列車のため運転状況の確認を!
  
水鳥公園

琵琶湖岸には葦が生い茂り、遠方に西国第30番札所のある竹生島が浮かんでいます。すごく美しい眺めでした。
ここに、コハクチョウやマガモ、オオヒシクイなど1万羽を越す水鳥が飛来していました。野鳥センターにはスコープや双眼鏡が用意されているので、これらの水鳥の姿を観察できます。この日はオオワシも飛来していました!
お昼には名物「うなぎのじゅんじゅん」というのを食べました。鰻の脂を抜いた「すき焼き」であっさりとして美味しいよ♪
琵琶湖畔(前方が竹生島)
葦の原の先に無数の水鳥が集まってる
水鳥の楽園・西池
たくさんのマガモが遊んでいた
オオヒシクイの越冬南限地でもある
うなぎのじゅんじゅん定食
刺身はシマアジと子持ち鮒
ここの鮒は臭みがなかった
長浜

戦国の世、秀吉が今浜とよばれていたこの地を預かり、長浜と改めました。城下町長浜は、自由商業都市として大いに賑わいました。
さらに宿場町、門前町、港町と様々な形で繁栄した長浜は歴史的な魅力に溢れています。北国街道の古い街並み、日本最古の旧長浜駅舎、ふすま絵や庭園が見事な大通寺、世界のガラス工芸品の展示や工房もある黒壁スクエア、国友鉄砲の里など、見どころがいっぱい!
盆梅展が行われているためか、すごい人出に驚きました!
古い街並みが残る長浜
大通寺

浄土真宗大谷派長浜別院。
京都伏見城の遺構とも伝えられています。
伏見桃山時代の建築様式を伝える本堂・広間などの書画、庭園など見応えのある物がいっぱいあります。
鉢植えの馬酔木の盆栽が展示される、珍しい馬酔木(あせび)展が1〜4月頃まで行われてます。
また大通寺山門前の表参道には、土産物屋などの店がずらっと並んでいます。焼きたての煎餅をかじりながら、店を見ながらぶらぶら歩くのも楽しいよ(^O^)
大通寺の中庭から見た山門 表参道は賑やかだった
長浜オルゴール堂
ガラス工芸品の黒壁スクエア、
国友鉄砲の里など見所もいっぱい!
すごく活気のある街です♪
長浜城(歴史博物館)
秀吉が初めて城主となった城
で、出世城ともいわれている
歴史博物館として再興された
長浜盆梅展 (1月10日〜3月中旬)
昭和27年浅井町の高山七蔵翁が生みの親。約300鉢の盆梅は市と観光協会の
盆梅専門員が育てている。中には樹齢400年の古木も!