初秋の湖北を散策




神照寺(じんしょうじ)

平安時代前期、宇多天皇の勅命を受けた本覚による創建と伝えられる。度重なる戦火で焼失し、そのつど足利、浅井、豊臣の各氏によって再建されている。神照寺の萩は、足利尊氏公が弟と和解するとき当寺に立ち寄った時に植えたと伝わる。境内から参道一面に1500株、2万本もの萩の花が咲き乱れ、とても美しかった。
神照寺本堂 神照寺の白萩
神照寺本堂 白萩も美しい
神照寺本堂 神照寺の萩 神照寺の萩
神照寺 神照寺の萩 コスモス
境内では琴の演奏があった かわいい萩の花 稲穂とコスモス
多賀大社(たがたいしゃ)

延命長寿・縁結びの神として古くから全国的な信仰を集めている。祭神は、天照大神の両親の伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)。「お多賀さん」の名で親しまれ、駅前の大鳥居から神社までの参道は「絵馬通り」と呼ばれ、両わきにみやげ店などが並んでいる。店を見て歩くだけでも楽しい♪
多賀大社 多賀大社の太閤橋
大きな鳥居をくぐり、太閤橋と呼ばれる石の反り橋を渡って境内に入る
多賀大社境内 絵馬通りの店 山菜おこわ
玉砂利を敷き詰めた境内 店が並ぶ「絵馬通り」 ランチは山菜おこわ
天寧寺(てんねいじ)

井伊直中が腰元若竹の不義をとがめ罰したところ、相手が自分の息子とわかった。そこで自分の過失を認め、腰元と初孫の菩提を弔うために創建したといわれている。本堂に安置されている木造五百羅漢は、必ず自分の探し求める人の顔があるという。また、庭園は直弼好みの借景の石州流庭園で、高台の境内からは彦根城下町を一望できる。境内の萩がちょうど見頃で美しかった。
天寧寺の庭園 天寧寺の萩
美しい石州流庭園 本堂前の萩がきれい
天寧寺の五百羅漢 天寧寺の五百羅漢 彦根市街
必ず自分の探し求める人の顔があるという五百羅漢 境内から見た彦根市街
アクセス

神照寺   JR北陸本線「長浜」駅下車、湖国バス「神照寺前」下車  9:00〜16:30  拝観料 300円 (無料駐車場あり)
多賀大社 近江鉄道「多賀大社前」駅下車、徒歩15分  境内自由  庭園入園料 300円 (駐車場あり)
天寧寺   JR北陸本線「彦根」駅下車、近江バス「天寧寺口」下車  9:00〜17:00  拝観料 400円 (無料駐車場あり)


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