桜の通り抜け 近代国家としての貨幣制度の確立を図るため、明治政府によって大阪市北区に創設された。その後、貨幣の製造だけでなく、勲章・褒章、金属工芸品等の製造、地金・鉱物の分析及び試験、貴金属地金の精製、貴金属製品の品位証明などの事業も行っている。平成15年4月1日、独立行政法人造幣局となった。 造幣局の桜は、明治の初めに藤堂藩の蔵屋敷から移植され、多くの品種や珍しい里桜が集められていた。明治16年、当時の造幣局長の「局員だけの観桜ではもったいない。大阪市民の皆さん方と共に楽しもうではないか」との発案で、満開時の数日間構内川岸約560mを開放して、一方通行による通り抜けが始まった。以来120年桜を愛する人々の協力に支えられた花の里となっている。 |
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4月中旬の1週間、通り抜けとして一般開放される | ||
後ろの建物は造幣局博物館 | ぼんやりと浮かび上がった夜桜は幽玄な雰囲気だった | |
アクセス 南門から北門への一方通行となるので、入口を間違うと敷地をぐるっと回らされるのでご注意! 地下鉄谷町線、京阪電車 「天満橋」駅下車、徒歩7分くらい。駐車場はない。 10時(土日は9時)〜21時 (無料) なお、期間中は博物館及び工場の見学はできない。見学希望の場合は事前に電話予約を。なかなか楽しいですよ^^ (見学無料、ガイド説明あり) 造幣局のHP http://www.mint.go.jp/index.html |
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造幣局の南側を流れる大川(旧淀川) 水上バスが通る。通り抜け期間中はめっちゃ多くの屋台が並ぶ |
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