新世界
明治36年の第5回内国勧業博覧会跡地を利用して、天王寺公園とルナパーク(遊園地)が建設された。明治45年には東洋一の高さ65mの通天閣が誕生。
パリの凱旋門の上にエッフェル塔を乗せよった。当時は「えらいハイカラなもんができよったなあ」とびっくりしたそうな。

←初代通天閣(通天閣パンフより)

その後ルナパークは廃れてしもうて、新世界は歓楽街へ。
通天閣は昭和18年の火災でいったん解体されてしもうたけど、昭和31年に待望の2代目通天閣ができた。高さ103mの通天閣は浪速のシンボルなんや!

坂田三吉になじみ深い新世界へいっぺん来なはれ!

USJの帰りにでも寄ってみてや!
おもろいとこでっせぇ〜
通称カラオケ坂
(カラオケテントは、03年12月に不法占拠のため強制撤去されました)
通天閣
「天に通じる高い建物」ちゅうのが定説やけど、1985年に高名な儒学者「藤沢南岳」が名付けたことが判明したんやて。
通天閣のてっぺんのネオンは、天気予報なんや。2段の構造になっていて、白が晴れ、黄が曇り、青が雨で、この組み合わせで晴時々曇りも。ようできてまんな!
5階が展望台。大阪平野がよう見渡せまっせ! ここは「ビリケンさん」が迎えてくれはる。アメリカの女流作家が造った像で、なんともいえん顔をしてはりまっしゃろ。願い事はなんでも聞いてくれるんやて。みんな足の裏をなでるよってに、すり減って真っ白や(笑)
ここのパンフレットの裏はペーパークラフトになってまんねんで!
通天閣
ごちゃごちゃした街に似合いまっしゃろ!
ビリケン像
足の裏をなでたってや!
通天閣のお土産
ビリケンさんも売ってまっせ!!
通天閣のパンフレット
ペーパークラフトにもなる優れもの!
ジャンジャン横丁
その昔、飛田遊郭へ通じる道として、遊郭の呼び込みが三味線をジャンジャン鳴らしたことから、この名前が付いたんやて!
かつては、入口に温泉劇場があって、駆け出しの若手芸人がぎょうさん出演して、芸を磨いていたそうな。
人情に厚いとこだっせ♪
「じゃりんこチエ」のふるさとやけど、NHKの連続テレビ小説「ふたりっ子」の舞台になってから、ごっつう綺麗になりよったなあ!

ここの名物はなんと言っても「串カツ、どて焼き」 安うて美味しおまっせぇ〜

ジャンジャン横丁
日中は人影もまばらやけど、休日や夜は結構賑わってまっせ!
三桂クラブ
囲碁・将棋センターは、いつもぎょうさんの人でっせ!
スマートボール
新世界のスマートボールは
まだまだ健在だす!
天王寺動物園
1915年に国内3番目の動物園として、都会のど真ん中開園。
コアラ、レッサーパンダ、ゾウ、ライオンなどは子ども達の人気の的。
草食動物が放し飼いの「アフリカサバンナ」は、都会の中をシマウマが走り回ってまっせ。また、2003年秋には「ゾウの森」も完成するらしい。子ども達に少しでも自然に近い形を見せられるのはありがたいことや!
ケニアに行きとうなってきてもーた(^^ゞ
もしもしー、そんな高いとこで
何を考えてまんのや?
動物園は子ども達でいっぱい!
天王寺公園
天王寺公園は大阪で2番目に古い公園なんやて。ここに入るには入園料150円が要ります。園内には沈床花壇、せせらぎの小川、水の広場、バラのアーチ、植物温室などがあります。
土のないコンクリートの公園って、なんや味気ないなあ・・・
公園の周辺にはいつも演歌が流れてる。カラオケ坂というところもあって、いつもだれかが歌ってまっせ♪
天王寺公園
コンクリートの公園は味気ないなあ
通天閣5階展望台から見た大阪市内
手前が市立美術館と天王寺公園
慶沢園
天王寺公園内にある回遊式庭園
河底池
後ろの丘は茶臼山古墳
フェスティバルゲート
アトラクションや飲食店がある
四天王寺
約1400年前、推古天皇元年(593年)に 聖徳太子が建立した法隆寺と並ぶ日本仏法最初の寺。四箇院(敬田・悲田・施薬・療病)を構え、広く一般民衆に手をさしのべ、太子信仰の拠点となると同時に庶民救済の中心地となった。
伽藍配置は「四天王寺式伽藍配置」といわれ、南から北へ向か って中門、五重塔、金堂、講堂を一直線に並べ、それを回廊が囲む。日本では最も古い形式。その源流は中国や朝鮮半島に見ら れ、6〜7世紀の大陸の様式を今日に伝える貴重な存在とされている。
春・秋の彼岸には多くの露店が出店して、境内はお参りの人で埋め尽くされる。

大阪人はなんでも「さん」をつけて呼びまんねん。せやから、ここは「天王寺さん」て呼ぶんや!
天王寺さんの近所には「一心寺」や「今宮戎神社」などもあります。
四天王寺
中門、五重塔
四天王寺
亀の池
釣り鐘饅頭
四天王寺名物!