平野・町ぐるみ博物館 「町ぐるみ博物館」とは、平野の町づくりを考える会が、1993年から取り組んでいるミニ博物館運動。博物館といっても、運営者と訪問者とのコミュニケーションを通して、住民自身が楽しみながら地域を再発見しようとする試みだそうだ。毎月第4日曜日は、町内の旧家や商店が所蔵品や家の内部などを公開される。「みんな好きでやってるから、もちろん入るのはタダやで!」と、威勢のいい声が飛んできた。まさに平野は「町そのものが博物館」だ。 |
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古い町並みが残っている | 代々受け継がれた家宝を拝見 | |
大念仏寺・幽霊博物館 大阪市平野区に位置する融通念仏宗の総本山。本尊は十一尊天得如来(絵像)で、創建は1127(大治2)年とされ、日本最初の念仏道場でもある。広い境内は閑散としていたが、有名な幽霊画の掛け軸を所蔵している。 |
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大阪府下最大の木造建築の本堂 | ここが幽霊博物館(宝物館)で、8月第4日曜日のみ公開される | |
町家博物館(今野家) 江戸時代後期に建てられた農家的な性格を持つ当時の典型的な住宅 | ||
へっついさん博物館 ただ「へっついさん」(かまど)があるだけ |
新聞屋さん博物館 大正風の元販売店で昔の新聞を展示 |
和菓子屋さん博物館 代々受け継がれた菓子の道具を展示 |
全興寺 聖徳太子によって薬師堂が建てられ、そこから町が作られたと伝えられるお寺。境内には、地獄堂、ほとけのくに等とともに、一角に博物館も併設している。開館日には、境内で2回の紙芝居実演が行われる。 境内は自由に入れ、区民の憩いの場となっている。 |
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小さな駄菓子屋さん博物館 懐かしい駄菓子のおまけなどを展示し、3万巻の手書きの紙芝居も保存している |
あそび博物館 昔から受け継がれてきた遊びを披露 |
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平野映像資料館 呉服悉皆の店主が40年以上記録した平野の風物や行事を映像と写真で紹介 |
平野の音博物館 音の向こう側にあるドラマを探る |
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珈琲屋さん博物館 100〜150年前に作られたミルなど、店主が集めた道具を展示(珈琲は有料) |
珈琲屋さん博物館自慢のハヤシライスと 平野名物の平野こんにゃく |
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アクセス 平野 JR大和路線「平野」、地下鉄谷町線「平野」下車 町ぐるみ博物館は毎月第4日曜日に開館(一部は平日も開館、幽霊博物館は8月第4日曜のみ公開) 10:00〜夕方 すべて入館無料 |