霊山寺(りょうせんじ)

1300余年前、右大臣小野富人(通称鼻高仙人)が湯屋に薬師三尊仏を祀り、薬草風呂で諸人の病を治したのが始まりという。736(天平8)年、聖武天皇の勅により行基菩薩が伽藍を建立、インドバラモン僧菩提僊那(センナ)が、寺の地相がインドの霊鷲山に似ているので霊山寺と名付けた。
境内にはバラ園の他、薬師湯(薬草風呂)やゴルフ練習場を併設するなど楽しいお寺だ^^
拝観料 500円(バラ開花時は600円)
刈り込みが美しい石段 重文の三重塔と行者堂
八体仏霊場
十二支と星座を組合せた仏様が並ぶ
カルミア(アメリカ石楠花)
かわいくて撮っても美しい花
バラ庭園内の池
かわいい睡蓮の花が咲いていた
霊山寺バラ庭園

人生の輪廻をテーマにした40アール(1200坪)の庭園。250種、2000株のバラが5月中旬から11月まで咲き競う。
当日はちょうど満開を迎え、鮮やかな色彩と香りに包まれていた。
期間限定でバラのソフトクリームが販売されていた。
おふさ観音

正式名は「高野山真言宗別格本山 観音寺」という。通称「おふさ観音」の名で親しまれている。江戸時代に土地の娘「おふさ」さんが、この地で観音様を奉りはじめたのが後にお寺に発展した事に由来する。
ご本尊は十一面観音で、身体の健康を授けて下さると言われている。
「花まんだらのお寺」「イングリッシュローズのお寺」として知られ、副住職が中心となってたくさんのバラを育てられている。境内は美しい鉢植えのバラで埋め尽くされている。
拝観料 無料
おふさ観音は地元の人に愛されている
アクセス

霊山寺
 近鉄奈良線「富雄」駅下車 バス10分
 阪奈道路「三碓IC」より南へ5分
 又は第二阪奈「中町IC」より北へ5分
 駐車場はあるが、バラシーズンはすぐ満車になる

おふさ観音
 JR桜井線「畝傍」駅より徒歩7分
 近鉄大阪線「八木」駅よりタクシー10分
 駐車場は3カ所あるが、3〜5台しか駐車できない