初冬の大文字山と糺の森を訪ねて



京都・五山の送り火で知られる大文字山に登って眺望を楽しみました
また、京都の紅葉がいちばん遅い糺の森を歩いてみました
(虫眼鏡アイコンをクリックしてね)



大文字山

8月16日に送り火が行われる五山の一つ、大文字は銀閣寺の後ろにある、標高466mの山(如意ヶ嶽)だ。銀閣寺の横から、わずか40分ほどで火床まで登ることができ、京都市内の眺めが素晴らしいので、ぜひ登ってみてほしい。お勧めは秋以降のよく晴れた日。自販機やトイレはないのでご注意を。
大の字は火床75基で構成されている。字形の中心部を特に金尾(かなわ)と呼び、4基の火床からなる。字形の頂点も字頭(じがしら)と呼ばれ、2基の火床で構成されている。
大文字山への登り口 大文字山の湧き水
登山口は銀閣寺の門前を左へ 登りはじめてすぐにある湧き水
大文字山登山道 大文字山への階段 大文字山
落ち葉を踏みしめて登っていく この長い石段を登り切るとゴール! 大の字の中心に祠がある
大文字山からの眺望 大文字山の火床 大文字山からの眺望
大の字の一番上の火床から  クリックして拡大! 大の字の広がりがわかる?  クリックして拡大! 素晴らしい眺め  クリックして拡大!
出町ふたば 出町ふたば

明治32年創業の和生菓子の老舗で、昔ながらの手法で作り続けている。看板商品は「名代豆餅」。これを買い求めるお客さんでいつも行列ができている。あっさりとした上品なこしあんと、少し塩気のある豆の組み合せが絶妙。日持ちするものはなく、賞味期限はその日のみ。
豆餅
さらさ西陣

昭和初期に建てられた銭湯を改築したカフェ。男湯と女湯の壁を一部ぶち抜いて作った独特の空間がカフェになるという発想が素晴らしい。銭湯時代そのままのレトロなタイル張りと高い天井は、とても開放感があり、どことなくエキゾチックでもある。立地が、閑静な住宅街なうえ、大通りから少し入り組んだところなので、行楽シーズンを外すとゆったりくつろげるのが嬉しい。
さらさ西陣の外観 さらさ西陣の店内
外観は銭湯そのもの 開放感がある店内
さらさ西陣の店内 さらさ西陣の店内 さらさ西陣のランチ
男湯と女湯の壁を一部ぶち抜いて作った独特の空間がすてき 美味しかったランチ
糺の森(ただすのもり)

高野川と鴨川が合流する三角州地帯の森林を「糺の森」と呼ばれ、約12万4千平方メートルが国の史跡として保存されている。ここには、旧山代原野の原生樹林の植生を残す唯一の森林で、約40種、600本が生い茂っている。
ここの紅葉は京都でいちばん遅く、12月に入ってから色づく。
下鴨神社 糺の森
下鴨神社 名残りの紅葉が美しい  クリックして拡大!
糺の森の散り紅葉 糺の森の紅葉 糺の森
散り紅葉がとても美しい  クリックして拡大! 糺の森の紅葉  クリックして拡大! すっかり葉を落とし冬に向かう
アクセス
 大文字山   市バス「銀閣寺道」下車、徒歩40分 (銀閣寺の門前を過ぎると店やトイレはないので注意)
 出町ふたば 市バス「河原町今出川」下車すぐ (火・第4水曜定休 8:30〜)
 さらさ西陣  市バス「大徳寺前」下車、徒歩5分  (水曜日定休 12:00〜)
 糺の森    市バス「糺ノ森」下車すぐ


トップへ戻る