京都の雪景色



鹿苑寺(ろくおんじ・金閣)

お釈迦様をまつった舎利殿「金閣」が有名なため、金閣寺と呼ばれているが、正式には「鹿苑寺」と言い、臨済宗相国寺派の禅寺。
応永4(1397)年、足利義満が西園寺家の山荘を譲り受けて北山殿を造営。義満の死後禅刹に改められ、夢想国師を招いて開山された。鏡湖池にたたずむ金閣は昭和25年に焼失したが、昭和30年に再建された。秋の紅葉、冬の雪景色がひときわ美しい。
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金閣寺の参道 金閣寺の鐘楼
雪の参道 鐘楼の雪景色
金閣 金閣 不動堂
美しい雪化粧の金閣 高台から見た金閣 線香の煙が絶えない不動堂
妙満寺(みょうまんじ)

室町時代の創建で、顕本法華宗の寺院。もともとは寺町の二条にあったが、昭和43年に現在地に移された。境内にはインドのブッダガヤ大塔を模した仏舎利塔がそびえている。本坊の庭園は雪月花三名園の一つ「雪の庭」と称されている。比叡の峰を借景にした冠雪の眺望が素晴らしい。また、寺宝に紀州・道成寺の安珍・清姫伝説の鐘がある。
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妙満寺山門 妙満寺伽藍
妙満寺 妙満寺雪の庭 安珍清姫の鐘
砂に積もった雪の文様もきれい 比叡山を望む雪の庭 道成寺の安珍・清姫伝説の鐘
蓮華寺(れんげじ)

元は京都駅付近にあった浄土教系の古寺で、応仁の乱後に荒廃したものを、1662(寛文2)年、加賀前田家の老臣今枝民部近義が祖父の菩提のためこの地に移し再興した。池に鶴亀ニ島を配した庭は石川丈山作と伝えられる庭園は、柱が額縁の役割をして一枚の絵のように見えるといわれている。紅葉の隠れた名所でもある。
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蓮華寺 蓮華寺
蓮華寺庭園 蓮華寺 蓮華寺
雪景色が美しい庭園 静寂に包まれていた 本堂から観る庭園
アクセス
 鹿苑寺 市バス「金閣寺前」下車、すぐ  拝観料 400円  9:00〜17:00

 妙満寺 叡山電鉄「木野」下車、徒歩5分  拝観料 300円  9:00〜16:00

 蓮華寺 京都バス「上橋」下車、すぐ  拝観料 400円  9:00〜17:00



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