三室戸寺(みむろとじ) 西国観音霊場十番札所で、本山修験宗の別格本山。約1200年前に光仁天皇の勅願により、裏山から出現したとの伝説をもつ千手観音を本尊として創建された。 5000坪もの広さを持つ庭園は、5月には2万株のツツジ、6月には1万株のアジサイに彩られる。また、本堂前には多くの蓮鉢が置かれ、7月には美しい蓮の花が迎えてくれる。(三室戸寺のツツジは こちら) |
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美しいあじさい園 | 本堂前に置かれた蓮が美しい | |
萬福寺(まんぷくじ) 1654年、中国福建省から渡来した隠元禅師が後水尾法皇や徳川家綱の崇敬を得て、1661年に開創した中国風の寺院。日本三禅宗(臨済・曹洞・黄檗)の一つ、隠元禅師、木庵禅師、即非禅師など中国の名僧を原点とする黄檗宗の大本山。中国の明朝様式を取り入れた伽藍配置で、山号寺号は、中国萬福寺にならって「黄檗山萬福寺」と名付けられた。広い境内は独特の雰囲気で、散策が楽しい♪ |
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木魚の原形という「かいぱん」 現在も時を告げている | ||
ユーモラスな布袋像 | 境内には美しい蓮鉢が並ぶ | |
天得院(てんとくいん) 臨済宗東福寺派に属し、南北朝時代の正平年間(1346〜70)に、東福寺三十世無夢一清禅師が開創した。その後荒廃したが、1789(天明9)年に再建されたもので、1868(明治元)年、山内の塔頭本成寺と合併して今日に至っている。桃山時代に作庭された枯山水庭園は、苔に覆われている。夏の桔梗と秋の紅葉が素晴らしい。なお、天得院は桔梗の開花時と11月のみ公開される。 |
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庭園は杉苔と桔梗の青や白の花が美しい | 美しい曲線の華頭窓 | |
智積院(ちしゃくいん) 真言宗智山派の総本山智積院は、五百仏頂山根来寺智積院と称し、京都の東山山麓に位置する。弘法大師を宗祖、興教大師を真言宗中興の祖として仰いでいる。山内には、約二十余りの堂塔伽藍をはじめ文化遺産が多い。名勝庭園は、利休好みの庭と伝えられ中国の廬山を形どって造られている。梅、蓮、桔梗などが美しい。(智積院の梅は こちら) |
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美しい名勝庭園 | 境内にある蓮池 | |
境内には美しい蓮や桔梗が咲き競っている | ||
アクセス | |
三室戸寺 京阪宇治線「三室戸」下車、徒歩15分 拝観 500円 8:30〜16:30(冬期は16:00まで) 三室戸寺のHPは こちら 萬福寺 京阪宇治線、JR奈良線「黄檗」下車、徒歩5分 拝観 500円 萬福寺のHPは こちら |
天得院 京阪本線、JR奈良線「東福寺」下車、徒歩10分 拝観 300円 9:30〜16:00(桔梗の開花時と11月のみ公開) 天得院のHPは こちら 智積院 京阪本線「七条」下車、徒歩10分 または市バス「東山七条」からすぐ 境内自由(庭園等の拝観は350円) 9:00〜16:30 智積院のHPは こちら |