常照皇寺(じょうしょうこうじ) 1362(貞治元)年、権争の過中を出て禅の道に入った光厳天皇が庵を結んだのが始まりで、臨済宗天龍寺派に属する。境内には仏殿、舎利殿が達ち、桜やもみじが美しい。細い枝を幾重にも垂らす樹齢600年余の九重桜は特に美しい。また、秋の紅葉や冬の雪景色など四季折々に美しい。京都市内から車で1時間ほど離れており、訪ねる人も少なくのんびりでした^^ |
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方丈より庭園を臨む。美しい庭園を眺めてホッとする | ||
美山かやぶきの里(みやま) 京都市街と若狭湾とのほぼ中間に位置する山村。かやぶきの里・北村は、現在50戸の集落で、そのうち38棟が茅葺き屋根の建築。集落としては岐阜県白川郷、福島県下郷町大内宿に次いで全国第3位の建築数という。最古の家屋は1796(寛政8)年の建築で、大半の家屋は江戸時代に建てられたもの。 静かな山里には囲炉裏を囲んだ温かい暮らしがあった。 |
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美山民俗資料館 | 囲炉裏を囲んでの食事は美味しい^^ | |
紅葉が美しい光瑞寺 | ひっそり佇む公民館 | 北山杉が美しい |
金剛院(こんごういん) 826(天長6)年、平城天皇の第三皇子である高丘親王によって創建された古刹。親王は世の無常を感じて仏門に入り、弘法大師の弟子の一人として仏法の隆盛につくくしたが、さらに法を求めて天竺に向かい、途中消息を絶ったという。柿葺きの三重塔や、本尊の波切不動明王、快慶作の執金剛神立像、深沙大将立像など文化財も多い。 金剛院は紅葉の名所としても有名であるとともに、三島由紀夫の小説「金閣寺」の舞台としても知られる。(三重塔は屋根の葺き替えが終わった直後で足場が残っていた) |
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真っ赤なもみじが美しかった | ||
細川幽斎作の鶴亀の庭 | 長い石段の上に本堂がある | 金剛院本堂 |
高源寺(こうげんじ) 1325(正中2)年、僧・遠谿(えんけい)が中国抗州天目山で中峰明本禅師に師事し、後醍醐天皇より号を得て開山した。当時は東方の岩屋山に建立され、禅宗・中峰派の根本道場として、岩屋千軒と呼ばれるほど山中に寺院があったが、明智光秀による丹波攻めによりことごとく消滅し、わずかに2つの堂が残るのみとなったという。その後、弘巌が再興をはかり、本堂、三重塔、庫裡、方丈、山門、仏像などを建立した。 秋には遠谿が持ち帰った天目かえでが美しく紅葉する。 |
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台風で紅葉の前に散ったもみじ | ちょうど見頃となった紅葉にうっとり | |
アクセス 常照皇寺 京都市内より国道162号線を車で約1時間。無料駐車場がある。 拝観 300〜500円程度の志納 9:00〜16:00 美山かやぶきの里 京都市内より国道162号線を車で約1時間30分。無料駐車場がある。 金剛院 舞鶴若狭道「舞鶴東ICより車で10分。JR「松尾寺」下車、徒歩20分。 拝観 200円 9:00〜16:00 (無料駐車場あり) 高源寺 神戸より国道175号線を車で約1時間30分。 入山料300円 9:00〜17:00 (無料駐車場あり) |
金剛院前のうどん屋さんの可愛い看板 | |