平安神宮

明治28年(1895年)、平安建都千百年を記念して博覧会が開催され、そのシンボル・パビリオンとして建設されたのが、平安宮大極殿を再現した平安神宮。
神苑は30,000平方メートルもある。
春の紅しだれ桜、初夏の花菖蒲、秋の萩、冬の雪景色が美しい。
平安神宮の花菖蒲 (97KB) 花菖蒲が咲き誇っていた (118KB)
円山公園

祇園、平安神宮、銀閣寺などへはレトロ調の『ちんちんバス』が走っている。乗り心地はよい。

平安神宮から南へ、大きな楠が茂る『恋街道』が智恩院の前を通って円山公園まで通じている。
円山公園は桜の名所。ホッと落ち着くことができる公園だ。
ちんちんバス 円山公園
二年坂〜産寧坂

円山公園から清水寺へは、二年坂、産寧坂と石畳の坂が続く。
この界隈は、東山でももっとも観光客が多いところ。人力車で観光案内をするお兄ちゃんが、一生懸命客引きをやっていた。

石畳の両側には、清水焼の陶磁器店や京菓子・京漬け物・京人形・京料理のお店も多く軒を並べ、見て歩くだけでも楽しい。
この日は修学旅行生が多かった。
関西限定のお菓子 二年坂
清水寺

『世界文化遺産』に登録されている。
大和の僧延鎮上人が開創し、現在の建物は寛永10年(1633)家光が再建した。
本堂は「清水の舞台」として有名な舞台造で、釘を1本も使っていないという。
春は桜、秋は紅葉の眺望が美しい。
西国33カ所第16番札所でもある。

ここからまっすぐ下る坂が「ちゃわん坂」 。陶磁器店が軒を連ねている。
清水の舞台(国宝) (87KB) 清水寺越しに八坂の塔を望む
今回は平安神宮の花菖蒲が見たかったので、観光として一番ポピュラーなコースを歩いてみた。
やっぱりこのコースは桜が一番きれいかもしれない。次はどこへ行こうかな。