花のじゅうたん

兵庫県三田市の郊外に位置する、全国でも珍しい芝桜専門の庭園。その名のとおり、まさに「花の絨毯」だ。
ここには全国から集められた50余品種が植えられている。一つ一つの花は小さいけれど、丘一面に植えられた花と香りが素晴らしい。
見頃は4月中旬〜5月中旬。週末は大勢の観光客が訪れる。
入園料は500円。
一面の芝桜に感動!
花は小さいけれど力強い 花に埋まったお地蔵様 道端にひっそり咲いていたスミレ
花菖蒲園・牡丹園

永澤寺(ようたくじ)周辺には、建立の600年前から花菖蒲が自生していて、参詣する人々その清楚な花姿を愛でたという。こうした人々の昔日の夢に思いを馳せながら、昭和50年に「永沢寺花菖蒲園」が開園した。また昭和61年に牡丹園も開園した。2000株の牡丹が美しかった。
牡丹園は4月下旬〜5月上旬(入園料500円)、花菖蒲園は6月〜7月(入園料900円)。
花菖蒲園(6月半ばには咲き競う) ツツジの花も美しい
牡丹園は5分咲きだった もみじの新芽から漏れる陽光が眩しい 永澤寺の散り椿
永澤寺(ようたくじ)

兵庫県三田市永沢寺(えいたくじ)。応安年間(1370年頃)に、後円融天皇の勅命により、通幻禅師が開かれた曹洞宗の禅寺。後に、徳川家康公から勅願所として十万石を与えられるなど、寺歴600年を越す格式の高さを誇る。
境内には、本堂、開祖堂など七堂伽藍と4つの門が配されている。秘仏として、ガンダーラ地方で制作された10数点の石仏を展示している。
境内自由拝観(秘仏拝観は有料)
広々とした本堂 境内の八重桜が満開だった
篠山城址

「デカンショ デカンショで半年暮らす ヨイ ヨイ あとの半年 寝て暮らす ヨーイヨーイ」のデカンショ節でおなじみの丹波篠山。篠山城は、慶長14年に徳川家康が京都から山陰・山陽両道に通じる要衝である篠山盆地に豊臣氏の大阪城と西国諸大名を監視する布石として、築城させた。
周辺には武家屋敷群など古い街並みが残っている。
現在は石垣、再建された大書院が残っている
アクセス

永沢寺(永澤寺、花菖蒲(牡丹)園、花のじゅうたん
 中国自動車道「神戸三田IC」、舞鶴道「三田西IC」「丹南篠山IC」から約30分。広い駐車場はあるが、シーズン中はすぐに満車になる。
 バスは2時間に1本程度しかなく、自動車に頼らざるを得ない。(シーズン中は臨時があるかも?)

篠山
 舞鶴道「丹南篠山IC」から約10分。篠山城の近くに無料の広い駐車場がある。
 JR篠山口駅からバス。