二つの大吊り橋 淡路島には2つの大吊り橋が架かる。明石海峡大橋は、神戸市垂水区〜津名郡淡路町を結び、橋長3911m、中央支間長19911mの世界最長の吊り橋。建設中に阪神淡路大震災に遭い、岩盤が動いたため、橋長が設計段階から1m延びたという。 南あわじ市〜鳴門市を結ぶ大鳴門橋は、うず潮で有名な鳴門海峡に架かり、中央支間長876m、全長1629mの吊り橋。ともに見飽きることのない美しい姿だ。 |
||
明石海峡大橋 | 大鳴門橋 | |
灘黒岩水仙郷 南あわじ市の南東部、灘海岸沿いにある日本有数の水仙の名所。45度の急斜面を海岸に向かって、なだれ落ちるように約500万本の水仙が群れ咲く。頂上の展望台から見下ろすレモンイエローの水仙と穏やかなブルーの海。見上げれば真っ青な空とのコントラストが感動的だ。ここに咲く花は一重咲きの野生のニホンズイセンが中心で、甘い香りが一帯を包み込む。 |
||
真っ青な空とのコントラストが素晴らしい | 一面に咲き乱れる水仙 | |
穏やかな海に向かってなだれ落ちるように水仙が群れ咲く | ||
うず潮 鳴門海峡の渦は、瀬戸内海と紀伊水道との潮位の差によって起こる。潮の干満によって瀬戸内海と紀伊水道に潮位の差が生じ、海水がこの狭い海峡を流れるとき、急流が起こって大小数百の渦ができる。潮流の速さは大潮で12ノット、渦の直径15〜30メートルにもなる。渦の寿命は20〜50秒くらい。観潮には大潮のときがもっとも適している。春と秋は干満の差がさらに大きいのでおすすめ。(事前に見ごろの時刻を調べておくことが大切) |
||
大型観潮船の「咸臨丸」 | 穏やかな海は海峡に入ると一変する | |
潮位の差がはっきり見える | 大きなうず潮は直径30mにも達するという | |
淡路夢舞台 2000年に開催された「淡路花博」の跡地に、温室、100の花壇が連なった百段苑、ガーデニングのモデルとなるプロムナードガーデン、ホテルなどがある。一年中花が絶えず美しい。 |
||
大阪湾を見下ろすプロムナードガーデン | 純白で美しいハナカンザシ | 冬咲きチューリップが開いていた |
アクセス 灘黒岩水仙郷 神戸淡路鳴門自動車道「西淡三原IC」より約40分 無料駐車場あり 入園料 500円 *シーズン中はシャトルバスが運行している うず潮(観潮船乗り場:福良) 神戸淡路鳴門自動車道「西淡三原IC」より約15分 無料駐車場あり 運賃 2000円 *観潮船はなる戸川からも出航している 淡路夢舞台 神戸淡路鳴門自動車道「淡路IC」からすぐ 有料駐車場あり 入場無料(温室は 600円) |
||